乾電池
職場から帰り、居間で職場で使っている、ミニ時計の乾電池を交換した。単3乾電池を1本。だいぶ使ってるからなぁ…。このミニ時計は、昔の目覚まし時計の形をしている。あのジリリリン♪と音がなる目覚まし時計。雑貨屋さんで見つけて買ったのを、デスクに丁度いいサイズだっから置いていた。
雷斗さんが職場から帰ってきた。時間は6時。
「ただいま。」 「おかえりなさい。」
私の時計を見た雷斗さん
「その時計、うみのデスクにあった時計だよね?」
「そうですよ。」
「可愛い時計だね。」 「はい♪」
雷斗さんは居間でコートを脱いで、洗面所へ手洗いとうがいをしに行った。炬燵のテーブルの端にミニ時計を置いて、夕飯を作る。今日の夕飯は、生姜焼きとなめこのお味噌汁。大根サラダを…♪~。玄関のチャイムが聞こえた。1度手を止めて、玄関に行こうとしたら、雷斗さんが居間の扉を開けて
「出るからいいよ。」…と言って、玄関へ行ってくれた。再び夕飯を作り始める。
「ありがとうございます。」
宅急便…。今日、受け取り日。うみと衣織のクリスマスプレゼント。うみにはグリーンのロングコート。衣織のクリスマスプレゼントはクッション。最近、衣織は宇宙の動画にハマっていると、兄貴からLINEで教えてもらった。と…言うより…その宇宙を説明?しているキャラクターにハマっているんだとか。そのキャラクターのクッションにした。見つからないようにしないと…。何処に隠そうかな…。…洋間のクローゼットに隠すか。
こっそり洋間に行き、クローゼットを開けて隠した。居間へと戻り、うみに
宅急便だったけど、間違えてきた。と伝えた。
「この辺りにもお家が増えましたからね。」
「分譲地だったからな…あ~いい匂い♪生姜焼き?」
「はい♪」
楽しみだ♪夕飯を食べて、食休み。うみにPC科のパソコンが故障した事や、時計の調子が悪い事を話した。すると
「時計が?確か、電波時計でしたよね?」
「うん。マウスも故障したんだ。」
「…そういえば、伊原さんの使っているパソコンもエラーになるとか話してましたね。」
…なんか本当ヤバいのか?…。
食休みを終えて、食器を片付け、洗い物をするうみ。俺は、炬燵のテーブルを除去シートで拭いていた。
洗い物を済ませ、炬燵に戻ってきたうみ。
「なんか今日は、凄く疲れました。」
肩を触るうみ。




