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しめ

ぼたん鍋を食った後で…

「〆に半熟卵をご飯に乗せて食べて下さい。」

中居さんが鍋に卵を入れて煮てくれた。チャロを見る。舌をぺろぺろ。ご飯食べ終わって、満足そうなチャロ…。このご飯も美味かった。生ビールは2杯で止めた。明里は、梅酒を1杯と梅酒のソーダ割りを1杯飲んで止めた。つきさんは、ジンジャエールを2杯目。

「つきさん、お酒飲まないんですか?」

「うん。腰を痛めてるから控えるよ。」

腰痛いから控えるって…。

「痛み止めを服用してるからね。」

あ、なるほど…。食事が終わりデザートを出してくれた中居さん。デザートはイチゴとミニケーキだった。チャロにもデザートでイチゴ。ケーキは無し…。

「チャロくんのイチゴは飼い主さんが様子見てあげてね。」

「チャロくん、イチゴ食べるかな?」

「どうですかね?」「食べるかなぁ?」

明里がイチゴを細かく切って入れてある、小皿を中居さんから受けっとった。炬燵から出て、チャロの元へ…。

「チャロ、デザートだって。食べる?」

イチゴの果汁を指に付けて、そっとチャロの鼻元に…。くんくんと匂いを嗅いでぺろぺろ…。明里の指を舐めた。舐め終わると果肉を小皿から摘んで…そっとチャロの前へ出す…。パクッと食べるチャロ。

「チャロ…美味しい?」

明里がチャロに声をかけた…。小皿ガン見してる…(汗)

…明里が小皿をそっとチャロの前に出すと…。食べてくれた。…気に入ったみたいだ。チャロがイチゴを食べてるのを見たつきさん。

「猫って、果物より芋類を食べるイメージだったけど、食べるんだな。知らなかっです。」

「様子見ながら、少しだけど与えて、いいみたいですよ。ヘタはダメですがね。」

「初めて知りました。」

つきさんが中居さんと話していた。明里はチャロにイチゴを食べさせた後、洗面所に向い、手を洗を洗いにいった。その隙に明里が座っていた場所に座った。

「…なんかチャロくん人みたいだね(笑)」

つきさんが笑っていた。







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