表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
652/831

糸?

12月10日水曜日にボーナスが入った。夜…銀行に寄ってから家に帰る…。家の着いて、うみの車の隣に俺の車を停めた…。車から降りた俺…。…うみも車から降りてきた…。

「雷斗さん。おかえりなさい。」

うみも着いたばかりだった。

「ただいま。荷物持つよ。」 「大丈夫です。」

「右で持つから。」 「…だい…あ」

うみが持っていた、エコバッグを持つ俺。

「大丈夫♪」 「ありがとうございます。」

玄関に向かう。センサーライトが、反応して、ゆっくりとオレンジ色の灯りが、玄関のドアと俺たちを照らした。ドアの鍵を開けたうみ…。うみが先に入り、玄関の電気を点けた。LEDだからか…凄い明るい…。先にブーツを脱いで、家に上がるうみ。

「雷斗さん、荷物貰います。」 「うん。」

うみに荷物を…?…。うみの右肩…。コートから短い糸が…。よく見てみると、縫い目からだった…。俺の視線が気になったのか…。

「…雷斗さん?」

…うみに声をかけられた。

「…うみ…糸出てる…。」 「…糸?」 「右肩…。」

うみも同じように、右肩を見た。

「…このコート、古いから…。…でも、気に入ってるコートなんです。」

…俺から荷物を受け取りながら、話したうみ。

そのまま、うみは居間へ向かい、俺は自分のコートを脱いで、コート掛けへ…。洗面所へ向かい手洗いうがいを済ませた…。…時々、痛む脇腹…。そこを擦る。治るまで1ヶ月…。早く治らないかな。洗面所から居間へと行くと、うみが入れ違いに、洗面所へ。あれ?コート…見ると、うみの鞄の隣にコートが…。なんでこんな所に?…手洗いを済ませた、うみが居間へと戻ってきた。

「…ちょっと見ていたんです…。」

そう話して、コートを持ち上げて、玄関のコートかけへと持って行った。その後で、夕飯の支度をするうみ。今日は、煮込みハンバーグだった。夕飯を済ませた後…。洗い物をするうみ。俺は炬燵のテーブルを除菌シートで拭いていた。その時に、流れたテレビのCM…。クリスマスSALE…。…プレゼント…。あ…そうだ…。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ