表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
651/822

直そうね

LINEは、明里からだった…。

「さっきはありがとう。英さんからLINEが来て、クリスマスイブの夜に食事に行かないかと、誘われました♪なので、25日にクリスマスにパーティーしよ♪」

なのでって…何言ってんだ?…コイツ…(怒)…。

頭に来てLINEを返さなかった。その3分後にまた明里から、LINE。今度は…

「25日パーティーしよ?つきさんにもLINEしてみるね♪」

電話をかけた俺…。

「はい。」

「お前何言ってんの?」

「25日クリスマスパーティーしたい。」

「その日はダメ。」

「なんで?いいじゃん?」 「よくない。」

「なんで?」

「…いい加減にしろよ?!なんで?じゃない!」

「…………。」

電話口で急に怒鳴りつけたから、明里が黙った!

しばらく黙ったまま…何も話さない明里。

「…悪い…クリスマス、つきさんと2人で居たい…。」

「…分かった…。兄さんごめんね。」

…電話を切った俺…。手に握ったままそれと同時に、スマホを炬燵の布団の上に放り投げた。布団の上に落ちたスマホ…。また…スマホがなった。また明里か?しばらくスマホを無視。夕飯を作る。今日はミートソースパスタ。そのパスタを茹でてる時に…炬燵布団から、スマホを拾い上げて見た俺…。

つきさんからだった…(汗)

「お疲れ様。24日出勤だから…24日の夜に朔夜さんのアパートに泊まりに行ってもいい?」

…泊まり…。俺のアパートに?…なら…

「24日、仕事が終わったら食事に行って泊りに行きましょう。」

「いいね。もしホテル無かったから、朔夜さんのアパートに泊めて。」

…つきさんのアパートじゃダメなのか?

「つきさんのアパートじゃダメなんですか?」

「うん。隣に新しい入居者来たんだ。駐車場無い。」

…なるほど。その日、夕飯を食べながら、つきさんとずっとLINEしていた。明里の事をLINEで謝り、今までの事をつきさんにLINEした…。つきさんのLINEの返信には…。

「…鍵は直そうね…(汗)…後、明里さんもしかしたら」

…?なんだ…ここでつきさんのLINEが止まった。1時間後…。

「お兄さんに甘えたかったのかな?」

…は?



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ