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駅弁祭り

雷斗さんの病院が終わり、スーパーでお昼を買う事に。平日のお昼…混んでいた。お惣菜コーナーで、食べたい物を見ていた。色んな種類のお惣菜。美味しそう♪…雷斗さんが、私に声をかけた。

「うみ…アレにしない?」 「?あれ?」

雷斗さんが、見ている場所に、視線を向けると、のぼりが…。「駅弁祭り」…?お惣菜コーナーから、駅弁祭りの場所へ向かう。見てみると、各地方の駅弁が…。残り僅かだった。せっかくだからと買って見ることに。雷斗さんは、ますの寿司弁当。私は…?…雪だるま弁当…?カワイイ雪だるまのお弁当箱…♪この駅弁にする事に。会計を済ませた。荷物を持とうとした雷斗さん。

「持ちますよ。」 「右で持つから大丈夫。」

「ダメですよ。」 「…分かったよ。」

諦めたみたい。家に帰る。手洗いうがいを済ませた雷斗さんは、胸元を見ながら…

「このバンド…冬だからいいけど、夏場だったら、キツいかも。」

「?どうしてですか?」「蒸れたら…痒くなりそう。」

…雷斗さん肌弱いからなぁ…。

「今だけでも外してダメかな?」

「…していた方が…。」 「大人しくしてるからさ」

…と…話して、バストバンドを外した雷斗さん。

「…はぁ…ちょっといい…。」

実はこのバンド…胸部を圧迫しているからか、少し苦しいんだとか。なら弱く締めればと思ったけど、ある程度締めないと、固定にはならない…。

「…昼食べたら、また固定するよ…」

「分かりました。」

朝ごはんの残りのお豆腐のお味噌汁も温めて駅弁と一緒に食べる事に…。

「いただきます。」 「いただきます♪」

雷斗さんが選んだ、ますの寿司は、笹の葉に包まれていた。笹の葉の包みを開けると、ピンク色の綺麗な押し寿司…。それを備え付けの、プラスチックの小さなナイフで切って食べる。

「うみ、1つ食べて見る?」 「…はい♪」

雷斗さんから、1つ貰って食べてみる。鱒の脂の旨みと酢飯の絶妙なバランス…凄く美味しかった。お返しに、雷斗さんには、雪だるま弁当の唐揚げをあげる。

「唐揚げ美味い♪俺、こっちも良かったなぁ♪」

「私もです♪ますの寿司も美味しい♪」

雪だるま弁当は、雪だるまの頭の部分が、そぼろご飯になっていて、そぼろがたっぷり♪おかずも充実して、とても美味しかった♪お弁当を食べ終えると、雷斗さんは薬を飲んだ。少し休んでから、バンドをする事に…。雪だるま弁当の、お弁当箱は、洗って、蓋を閉じると、貯金箱に出来る♪…駅弁祭り…またあったら、買ってみようかな♪




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