バストバンド
伊藤さんとは、別の看護師、新野さんと共に、別の診察室へと向かう。整形外科処置室…?に、入る。うみも来てくれた。
「奥様ですね?看護師の新野です。同じく看護師の伊藤です。ご主人にこれから、バストバンドをしますので、見ていて下さい。」
「はい。分かりました…。」
「服…上着脱げますか?」 「はい。」
服を…痛いけど脱いだ。インナー…ちょっと派手なシャツ…。でも、2人とも何も言わず…伊藤さんが俺のインナーのシワを伸ばした。
「上がるところまで、腕をあげて下さい。」
「は…い…。」 腕をあげた。
「…着けますよ…。」 …巻かれたクリーム色?のバンド…。
「固定しますね。…どうですか?」
「…大丈夫です…。」て…これ…(汗)
「もう少し弱くします?」
「…大丈夫です。」
「奥さん、手伝ってあげて下さいね。」
「…はい…(汗)」 うみ…驚いてる…(汗)
上着を着た。あ、でも、このバストバンド…結構いいな。楽だ…。痛む部分を固定しているから、楽だった。
会計を済ませ、調剤薬局へと向かおうとした。
「処方箋FAXコーナー?」
うみが、処方箋FAXコーナーを見て、呟いた。
近寄り…見てみると…指定の調剤薬局に、FAXが出来る…。してみる事に。病院の目の前にある、調剤薬局にFAXを送ってから、調剤薬局に向かう。朝降っていた雪は、今は止んでいた。調剤薬局に向かい、中に入る。受付を済ませた。…お薬手帳持ってくるのを忘れた…(汗)
「河本雷斗さん。」 「はい…。」
すぐに呼ばれて、薬を受け取る為に、窓口のカウンターに向かう…。前と同じ薬剤師の泉さんだった。
「河本雷斗さん、お名前はあってますか?」
「はい。」
「ありがとうございます。本日、処方されたお薬は、こちらのお薬になります。」
「分かりました。」
「後、こちらのシールを手帳に貼って下さい。会計は、あちらでお願いします。」
「分かりました。」
…会計を済ませて、調剤薬局の外に出た。うみの車に乗る…。
「お昼になりましたね…。」
「…あ、もうこんな時間か…。」
「スーパーで何か買って帰りましょう…。」
「いいね。」
うみを見たら…疲れた顔をしていた…。待ち時間長かったからなぁ。




