保湿ティッシュ
買い物を済ませ、家に帰る…。まだ…胸がドキドキしていた…。玄関に入り荷物を置いて、ブーツを脱ぎ、家へと上がる。コートを…そういえば…近衛部長のコート…素敵なコートだったなぁ…。それに、マスクしていたけど、ちゃんと化粧して…眼鏡は、コンタクトにしていたのかな?…コートを脱いで…コートかけにかけた…。洗面所に向かう前に、買ってきた物を居間に運んだ。寝室から雷斗さんの咳き込む音…。荷物を片付けて洗面所に行き、手洗いうがいをする。居間に戻ると…マスクを付けた、雷斗さんが、寝室から、出てきた。
「ゔに。おがえり。」 …鼻声…(汗)
「ただいま。」 「ディッシュ無ぐなっだ…」
「あ、丁度良かったです…。保湿ティッシュ開けますね。」
?の雷斗さん。保湿ティッシュを開ける私。雷斗さんに手渡した。早速使う雷斗さん…。
箱から、ティッシュを2枚取り、後ろを向いて…。ズ~××~。す…凄い(汗)…。と…
「…ごのディッジュ…柔らがいね…。」
雷斗さん、鼻をかんでも…またすぐに…(汗)
「雷斗さん、寝室で休んで下さい。」
「ゔん。ぞの前にドイレ…」
グズグズだなぁ…。本当に大丈夫かな?しばらくして、トイレから戻ってきた雷斗さん。お腹をさすって…?
「薬のざ用とばいえ…ギヅイ…。」
「…雷斗さん、お腹痛いの?」 「ゔん。筋肉痛」
あの咳なら…筋肉痛になるよね…。
「ゔに…やずむね。」 「はい…」
雷斗さんは、保湿ティッシュの箱を手にすると、寝室へと戻った。私は、居間の炬燵に入り…さっき買ってきた、抗原検査キットを鞄から取り出した。箱の裏を読む…。唾液採取して…検査か…。
…寝室からまた、鼻をかむ音…落ち着けば、咳…咳が落ち着けば…鼻をかむ音…。お…落ち着かない…(汗)…。…と…♪炬燵のテーブルに置いていた、スマホがなった。スマホの画面を見てみる…。…けいちゃんからLINE…見てみる…すると…
「うみちゃん、しばらく仕事休むね。私コロナになった…(汗)」
?!嘘?!




