かお?
雷斗さんがスポーツドリンクを飲んでる間…。私は、タンスの1番の下の引き出しを開けて、新品のフェイスタオルを1枚取り出した。そのタオルを手にし寝室を出て、台所に行き、冷凍庫から、アイスノンを取り出した。タオルで包み、雷斗さんの寝ているベットへと持って行き、枕に置いた…。雷斗さんは、後頭部と首の辺りにアイスノンを当てるようにして寝ると…
「…冷たくて気持ちいい…」 目を閉じたまま呟いて、眠ってしまった…。雷斗さんが、眠ったのを見届けると、その場から離れて、寝室の電気を消して、居間へと戻った。時計を見ると、深夜1時40分…。居間の電気を消して、布団に入ったものの…心配で眠れない…。雷斗さんこのまま悪化したら…どうしよう…。でも…今日は、出勤だし…。私も少し寝ないと…。何度か寝返りをうつ…。だけど眠れず…。…朝…5時30分…。結局眠れずに起きてしまった…。肩でつくため息…。…布団から、出て、トイレへと向かう…。…仕事…休もうかな…。でも…子供なら解るけど…雷斗さんは大人だし…。用を済ませ、手洗い場で手洗う。トイレを出て、洗面所に向かい、うがい…。居間に戻る…。敷布団の上に座ると、スマホを手にした。時間は、5時40分…。電話するには、まだ早い…。誰かに相談したい…。不安で仕方なかった…。朝6時…。朝ごはんの支度…。雷斗さんには、お粥を作る。雷斗さんが寝室から起きてきた…。
「おばよ…ゔに…」 寝起きの声と鼻声…痰が絡んでるのか…凄い声…(汗)…。
「…がおが…いだい…(汗)」… 顔が?…雷斗さんは、頬を触っていた…。




