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師走

本格的に雪が降り始めた…12月4日 木曜日。師が走ると書くだけあって、どことなく気忙しい。この時期、受講生は、あまりいない…。だけど、忙しさは変わらず。そして…

「黒田さんがインフルエンザに感染し休みです。」

「インフルエンザ第1号」と誰かが話していた…(汗)…体調を崩しやい季節…。仕事が終わり、家に帰る?あれ?雷斗さんの車がある…?…早いなぁ…もう帰ってきてる…。

家の駐車場に車を停めて、中へと入る。

「ただいま。」 コートを脱いでコートかけにかけてから、居間の扉を開けた…?真っ暗?…!…寝室から咳き込む音が聞こえた!

慌てて寝室へと向かい扉を開けると、雷斗さんがベットの中に。マスクをして、おでこには冷えピタ。身体を横にして、布団にくるまって寝ていた。

「あ…うみ…。おがえり。」

私が帰ってきたのが、分かったのか、薄目をあけた…。

「…雷斗さん、大丈夫?どうしたの?」

戸惑う私に雷斗さん…

「昼位から急に…早退して、病院行って、診てもらったよ。急性気管支炎だって。…うみにLINE送ったけど…スマホ充電してそのまま、忘れたでしょ?」

そ…いえば…(汗)…「ごめんなさい…。」 「だい…!…」

…ゲホゲホと咳き込む雷斗さん…。痰が絡んでるのか、とても辛そうだった…。

「…は…ぁ…さっき、弁当食べて薬飲んだから…寝るね。後、PCRは陰性だったから…。」

…PCR受けたんだ…。…陰性…よかった…。

「うみ?」 雷斗さんの声で我に変った私。雷斗さんは…

「今日…一緒に寝ない方が…いいね…」

と…話して、眠ってしまった。とにかく、温かくして、休んでもらうことに。そっと寝室を出て、居間に向かい、鞄を置いて、電気と炬燵を付けた。エアコンは、雷斗さんが付けていてくれた。洗面所に向かい、手洗いうがいをして、台所へと向かう。夕飯の支度をした。雷斗さん、さっきお弁当を食べたって話していたけど…お昼も食べられなかったの?朝は何とも無かったのに…?



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