来年度は
ふと…加藤主任に尋ねた…。
「加藤主任、おでんパーティしたのは、分かるけど、帰省しないんですか?」
「しません。」 「そういえば…なんで?」
「つきさんと居たいです。」 「いや、帰った方がいいよ?」
と…伊原さんが加藤主任に話した。すると、加藤主任が伊原さんに…
「…なら、つきさんも一緒に来てください…」
…それって…ご両親に会わせるって事…?急に、加藤主任が話したから、伊原さん…
「それは、まだ早くないかな?」
酔い?と眠気が飛んだようだった。って…一緒に帰省って。
「つきさん、お願いします。」 頭を下げる加藤主任…。
「つきちゃん、いよいよ?」 ニコニコしながら、けいちゃんが尋ねた。いよいよって…(汗)
「加藤主任、そろそろ?」 雷斗さんもニヤニヤ…そろそろって…(汗)
「つきさん♡」 「…(汗)…」
…みんなして…あ、伊原さん…真っ赤に…
「ご両親…大丈夫かな…(汗)」「家の両親、つきさん、気に入ると思います♪」 加藤主任…(汗)
「…朔夜さん、うちが行ったら、ちゃんと帰省するのか?」 「はい♪」 「…分かったよ…」
渋々、返事をした伊原さん…。
「…緊張するよね…(笑)」 けいちゃん…。
「いつ、聞けるかな…。楽しみだ…。」
雷斗さんが加藤主任と伊原さんを見て、ニヤニヤ…。
「…あの送別会で…」 ?送別会?
あの送別会での事を思い出していた、雷斗さん。
「あれは、質問と言うより、尋問だよな。」
伊原さんも思い出していたようで…
「うち来年度は、行かない…」 「え?!」
加藤主任が驚いて、声を上げた。伊原さん
「…尋問は、朔夜さんにどーぞ。」
伊原さん…(汗)…。ふと…腕時計を見た、伊原さん。
「…15時近いのか…。そろそろ、お開きにする?」
「そうですね。」 みんなで片付けをして、楽しかった、芋煮会は、終わった。それにしても、加藤主任、昨年はインフルエンザに感染していて、帰省出来なかったはず…。お盆も帰省しないで、私たちと海に行ったし…。帰りたくないのかな?




