本性?
つきさんを送った後…アパートに帰って、1人、思い出そうとした…。あんな事ヤルなんて(汗)今更ながら、つきさんに悪いことをした…。元々、そんなに…だったが…(汗)
あの時、つきさんに異常に興奮していた…っていうか、あの香りに反応してしまった。あの、優しい様な、甘い様な香り。いつもは、あんなにならない。だけど、今回異常に。こんな事、誰にも話せないが…。3日の昼。つきさんのアパートに行った。昼飯を食う。冷やし中華だった。
「何時までも、暑いし。でも、もう少ししたら、涼しくなるし…今年の食べ納めかな?」 「そうですね。いただきます♪」
「いただきます。」 2人で冷やし中華を食べる。レモンの爽やかな風味のタレ。黒胡椒とほんの少しのマヨネーズを付ける、つきさん。
「マヨ、イけるよ。」つきさんに言われるまま真似してみる。マジでイけた!冷やし中華を食べ終わり、食休み中…。つきさんに、あの時の事を聞いた。すると…
「…イヤだけど…(汗)…朔夜さんの興味?或いは性癖なんだろうな…って。まぁ…うちも…その…よかったし。?どうしたん??」つきさんが話した…
「…性癖…。」 だけが、頭に残った。「あれ?もしかして、朔夜さん…自分の性癖、理解してない?」俺を見て、つきさん…呆れてる…(汗)
「…その…あの…」 事情を話そうと焦る俺に…「まぁ、朔夜さんは、どちらかといえば、淡白?かな?。」
淡々と話すつきさん。「あのですね…つきさん。」俺は、あの時…2回目にヤッた事を話した。すると…「…香りか…。…もしかして?うちと同じ?」 ?うちと…って。つきさんは、俺の顔を見て…
「あの時、うち、ワインで酔った…。だけど、その前から、おかしかったんだ。」
思わず「え?」と声を出した…。
「うち、確か、湯あたりしたよね?身体洗った後に…。」 つきさんは、俺を見て、確認するように聞いた。
「…そういえば…そうですね。」「だよね。やっぱ…間違いないかな。」 何が?と思っていると
「…以前、仁科君…いや、仁科室長がクリスマスプレゼントにくれた、ジャスミンティーの話し、覚えった?」
「…?あ、あのクリスマス?の。」 「そう…。インフルクラスター後のな。」 「覚えてます。」
「一緒にお風呂入って、あの時に使ったボディソープ、あれ、同じ香り。媚薬入り…。後、入浴剤も。」
……え?!じゃ……じゃぁ、つきさん、あの時、欲情してたのか?!俺が思ったのが顔に出てたのか、つきさん…。
「…お互い、効いたんだな。ただ、うちの場合は、気化したのを吸って、効いていた。朔夜さんの場合は、寝起き。しかも、残り香だけで、効いた。相当、強いのかもね…。あの媚薬。朝、シャワー浴びる時、ボトル見て、入浴剤のパッケージを見たんだ。Love&maturika…。って…なってたから、ヤバいと思って…他にと無いと思って、洗面所を見たら、パウチタイプのボディソープがあったから、それを使ったんだ。こっちは大丈夫だったよ。」そういえば…つきさん
「だから、俺がシャワー浴びる時、こっち使えって、持ってきてくれたんですね…。」
「うん。また、なったらヤバいと思ってね。」
「…そうだったのか。よかった。俺…ヤバいのかと…。」
それを聞いたつきさん。真顔で
「…朔夜さんの…本性なのか??」
だった…(汗)…。




