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北へ

休憩を挟みながら、北へと向かった。9月だけど…まだ暑い…。ここは、県北。最神か…。昔…来た事があったな。うっすらとしか覚えてないが。

「…肱折か跳根沢か…」 遠い…昔の記憶…。独り言を話したうちの声は、朔夜さんに聞こえたらしい。

「行ってみます?」 「…なら、どっちがいい?」

「…跳根沢?ですかね。」 「うん♪」

…山の中。…確か、前に…。キャンプ芸人が、ここの公衆浴場に行ってたな…。

この跳根沢温泉、不思議な温泉。旅行にきて、旅館に泊まった。そこは、湯治場として使われていた旅館。昭和そのまま…。ここだけ、時間が止まったか?の様な旅館だった。そんな事を思い出してるうちに、着いた、跳根沢温泉…。そう…こんな感じだった。本当に…ここだけ…。公衆浴場に向かう。地元民が多い。料金払い、女湯へ…すると、この地のじいちゃん?が…

「あんちゃん、そっち女湯だよ!男湯は」

「私、女ですけど(汗)」

「悪かった…(汗)」最近、髪切ったらまた(汗)

女湯へ向かう。中に入り、脱衣場へ…。

服を脱ぐ。フェイスタオルで前を隠し、浴場へ。

あ~…こんな感じだったな。

独特の湯の香り…。油っぽい様な?だけど、あまり匂い気にならない。洗い場のシャワーで体を洗い、風呂へ。湯に入る…。…肌に…まるで化粧水だった…。温めた化粧水。そんな感じだった。しばらく湯を楽しむ。風呂から上がり、また洗い場のシャワーで軽く上がり湯をした。それでも、肌が潤っていた。スゴイな♪女湯から出る前に、泉質標を見る。

「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉…。」

…美人の湯…か。女湯を出て、建物の…朔夜さんが先に出て待っていた。

「おかえりなさい。」 「ただいま。…行こうか?」

「はい。」

公衆浴場を出て車へと戻る。駐車場に停めた車に乗り、朔夜さんが買ってくれた、冷たいお茶を飲んだ…。

「つきさん、ここの温泉、また来たいです♪」


朔夜さんが気に入ってくれた♪

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