おレイ??
な…なんだ?…手渡された…受講希望者の書類の山…。いつもは20名近くなのに、倍の40名…。小刻みにしているとはいえ…多すぎる。な…なんでだ?!
その頃、2階ステーション…。
「受講希望ですか?」 「はい。」 「英語科は…」
な…なんか凄い人が(汗)1階に行けない。PC科の物品を取りに向かおうと、廊下に出たものの…身動きが…(汗)…。
「あ、ねぇ、あの方も受講希望の方かな?」
「カワイイ♪ねぇ声掛けちゃう?」
…な…なんか…ヤバい…(汗)…慌てて、PC科へと逃げ帰った。休憩室に入ると、仁科室長が頭を抱えこんでいた。
「こんな人数、受け入れて…ヤバい(汗)」
聞いた事ない、仁科室長の口調にビビる俺!
「とにかく、手分けしてやりましょう。」
河本が仁科室長に声をかけた。
その頃…1階ステーション前、ロビー…。
「すみません。お参り…って、なんですか?」
私は、その受講希望者の方に声をかけた…。すると…
「ここの英語科の隣の部屋でお参りすると、願いが叶うって…。知らないの?」
それを聞いて私は目をパチクリさせ…
「初めて聞きました。」 「え?だって、ここの広報に載ってましたよ?」
こ…広報??……。!!
「分かりました。ありがとうございます。」
「いえ♪」
その方にお礼を述べて、1度、業務課へと戻った私。業務課では、近衛部長、福山課長、伊原さん、村木さんが、ある人物に、問い質していた…(汗)
「小山さん…。やったね(汗)」 困り顔の伊原さん。この騒ぎを起こした、張本人だった。
「す…すみません。まさかこんな事になるなんて…(汗)」
狼狽える小山さん。村木さんに尋ね…
「あ、海ちゃん。大丈夫?参ったよ~。小山さんの広報を見た人達が受講希望に来てるんだって。」
「今私も聞きました。小山さん、一体、どんな広報を…?」
「これだよ…。見てみ?」
伊原さんがノート型パソコンを私に手渡した。そこには…
「8月13日。供養祭が執り行われました…。静かにお参りを済ませ…」
ここまでは…。?…!!…
「供養祭後、私に大切な方が出来ました♪もしかしたら、おレイ??その後は宝クジが当たりました♪」
…(汗)…。まさか…このせいで…(汗)…
パソコンを見て、驚いていると…近衛部長…。
「私にはまだご利益ないけどなぁ…(笑)」
そんな流暢な事、話してる場合では…(汗)




