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居れればいい

つきさんに提案した。実際に行きたい所が無いか、俺に聞かれても、元?インドアの俺は、特に行きたい所、見てみたい所は無かった。ただ、つきさんと、2人で居られれば、何処でもいい。だから、フラッと行くあても決めずに、出かける。もし、温泉の公衆浴場みたいな所があれば、そこで入って、ご当地グルメなんか食って、泊まりはラブホで…。その提案に嬉しそうにのった、つきさん。でも…つきさんが行きたい所ってあるのかな?…

「つきさん。つきさんが行きたい所ってありますか?」 今更ながらに聞いた俺…。すると


「…そうだなぁ…。朔夜さんと居れるなら何処でもいい♪」

同じ…。

「つきさん…。」 思わず、抱きしめた。

「運転、俺がします…楽しみにしてて下さい。」

「…誕生日の人が運転すんの?」 「はい。」

「…分かった…。楽しみにしてるね♪」 「うん。」

…嬉しそうな、つきさん。時間はまだあるから…もし、そこで、どっちかが行きたい所を見つけたら、そこに行ってもいい…。つきさんがシャワーを浴びに行った。俺は、しばらく、スマホで動画を見ていた…つきさんがシャワーから戻ってきた。スマホを止めて、俺もシャワーを浴びに行く。

シャワーから戻ると、つきさんは疲れたのか、ウトウトしていた。一昨日、昨日、つきさんは運転していた。今日は、畑に行って、作物を収穫していた。…つきさんにゆっくりしてほしい。ウトウトしている、つきさんに声をかけて、一緒にジュースを飲んだ。

「…このジュース、美味いね。」 「りんご100%」

「…いいな♪」 「はい♪」

しばらく、話をした。洗面所に行き、歯磨きをして俺のベットで一緒に眠った。相変わらず…痩せているつきさん。だけど、熱い身体。背中を撫でていると、

「…朔夜さんの手、気持ちいい…」

嬉しそうにしていた…。眠る前に…キスをした。

「…おやすみなさい。朔夜さん」 「おやすみなさい。」

2人で朝までグッスリだった。









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