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掲載

明里さんが

「あ、掲載された!」スマホ片手に喜んでいた。

??掲載?衣織は、道の駅せきかわに着く前に、遊び疲れたのと腹いっぱいなのもあり…眠っていた。しばらくスマホ見ている、明里さん…。英が尋ねた。

「明里さん、何が掲載されたんですか?」

英の問いかけに、明里さんが、スマホから目を逸らし、俺たちを見て教えてくれた。

「あるサイトで見つけた、物語にハマってまして、それを読んでいたんです。彼女とは、知り合いで…。朝、メールしたら、夏風邪引いて、しばらく寝込んでいたんだって。治ったみたい。」

「あ…朝話していた方?」 「そうです。更新時間は、バラツキがあるんですが、ほぼ毎日、掲載をしてますね。」

…明里さんがハマっているサイトか…。

「どんなサイト?」 「小説家になろうっていうサイトです…。」 それを聞いた、英。

「あ、聞いた事ある。確か、有名だよね。」

「そうなんですか…。」 うみも興味がある様だった。明里さんは、

「この方が、書いてる話しって、現実と空想が混ざった話で面白くて…。多分、この方が経験した事もあるんだろうなって…。」

「…どんな話し?」 「…恋愛系です。たまにちょっと、怖い話とか…。後…変わった方が出てきたり…。まぁ色々です。」

…明里さんが楽しそうに話す。

「タイトル名教えて貰えませんか?私も読んでみたいです。」

「…はい…。」 明里さんがスマホをうみに渡した。

ガダン!「…。」

トンネル前の道路で車が少しだけ、はねた。


つきさん…もうずっと運転してる。…来月は、俺が運転しよう。と思いながら、何となくつきさんを見ていた。

「チャロくんのお迎え間に合うな。良かった。あ、朔夜さん、小鷹町の道の駅寄るって、明里さんにメールして。トイレ行きたい」

「分かりました。」河本が運転中だから、明里にメールした。


~♪~明里さんのスマホがなった。…スマホを見てから、運転中の雷斗さんと私に…

「兄さんからで、伊原さんが、次の道の駅に寄るそうです。トイレ行きたい見たいです。」

「分かった。」 あ…伊原さんウインカー、上げてる…。

小鷹町の道の駅。ここでトイレ休憩をした。車が泊まっても、衣織ちゃんは、ぐっすり…。最初は、私と明里さんがトイレに行き、戻ると、雷斗さんと英君がトイレにと向かった。「キャハハ♪」

突然、衣織ちゃんが笑った…。振り返ると…寝ていた…。また楽しい夢見てるのかな?


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