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聞き方が

熱い砂!1番ノリで海に入った、衣織と明里さん!海水浴場は、それなりに混んでいた。浮き輪を持った小さな子たちが、波打ち際で遊んでいたり、泳いでいたりと…賑やかだった♪

うみは、たまに上がり、スマホで写真を撮ってくれたりしていた。…?…伊原さん!波打ち際でうつ伏せの状態で波に!「ぶは!…捕まえた!」

突然!手に何か握ってた状態のまま、膝まついて起き上がった伊原さん!…は?!つ…捕まえたって??

「ほら、衣織ちゃん、見てみ?」

衣織を呼ばる、伊原さん。「なあに?!」

飛んで行く衣織!加藤主任も明里さんも俺も見せてもらう…。伊原さんの手の中には…膨らんだ、小さなフグ…(汗)…。「フグの子供。」

「よく捕まえましたね!」 「いたからね。」

「な…なんか…黄色の…(汗)」 「あ、やべ、毒だしてんのかな?…うみさぁん!写真撮って!」

伊原さんが慌てて、うみを呼んだ。うみが来て、スマホでフグを2、3枚とると、

「海に返すよ?衣織ちゃん、いいかな?」 「うん♪ありがとう♪つきちゃん!」 海にフグの子供を返した伊原さん。手で海水をパシャパシャとした後…立ち上がった。

「波打ち際によくいるんだ。そう言えば、ここ海水浴場がオープンする前には、よく釣り人が来ていて…。何釣ってるんだろうと思って、一度聞いた事があるんだ。そしたら、白雪姫だって教えてくれたよ。」それを聞いて、衣織…

「!?白雪姫?!」

俺たちも…「白雪姫?!」 「あの絵本の?!」

クスクス笑う伊原さん。「うちもビビって、聞いたら、シロギスの事だった。海の白雪姫と言われてるんだって。」

な…なんだ…。キスの事か…。また生き物を探したりして、海水浴を楽しんだ後…

「お昼ご飯、どうします?」 「海の家かそれとも…」すると、伊原さんが…「道の駅ささがわに行ってみる?色々あるよ。」「あ、良いですね♪」うみも賛成した。海の家でシャワーを浴び、着替えた俺たち。道の駅ささがわへと向かう…。車の中で衣織は、俺たちに

「あのフグさん、食べられるの?」 さっき伊原さんが捕まえて、見せてくれたフグが食べられるのかと俺たちに尋ねた。

「あのフグさんは、食べられないよ…。毒があるお魚だからね。」

「白雪姫は?」 「え!白雪姫?!」驚いた英が声を上げた。俺は運転しながら英に…「…キスね。魚の…。キスは食べられるよ。」 「な…なんだびっくりしたよ…(汗)」

「…ふ~ん…。」

何かを考えているのか、衣織は、黙ったまま…。そして独り言を…

「不思議だなぁ?何でだろう?」 1人考えている様だった。すると英

「衣織ちゃんの聞き方、驚いたよ…。いきなり白雪姫とか話すから…(汗)」「私も思いました(汗)」うみも驚いていた。

…確かに…(汗)

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