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風の音

夕食の時間。萩の間にて…。広めの和室。テーブル席。右側に床の間があり、額縁がかけてあった。右側の席が4名。左側の席が5名。左側の上座から、加藤主任、伊原さん、けいちゃん、豊川君が座り、右の上座から、雷斗さん、英君、明里さん、衣織ちゃん、私…と座った。中居の山瀬さんが、

「お手元に、乾杯酒の梅酒が御座います。お子様には、ジュースです…。乾杯前に、お飲みを、こちらのメニューからお選び下さい。」 メニューを見ながら、みんなにも聞いて、飲み物を注文。「生ビール4つと白ワインをグラスで2つ。サイダーが2つ、オレンジジュースを1つお願いします。」 「畏まりました。ご用意致しますので、少々お待ちください。」代表で雷斗さんが注文してくれた。乾杯は雷斗さんがしてくれた。

「みんなお疲れ!今日は楽しみましょう!乾杯!」 「「カンパ~イ!♪」」 ♪♪…♪。「美味しい♪」「この梅酒、美味い♪」明里さんと英君が、嬉しそうに梅酒を飲んでいた。乾杯を済ませると、注文した飲み物が届いた。生ビールは、雷斗さん、英君、加藤主任、豊川君。白ワインは、伊原さんとけいちゃん。サイダーが明里さんと私。衣織ちゃんがオレンジジュース。

「うみ、乾杯♪」 「カンパイ♪」 雷斗さんともう一度、乾杯した♪お酒が飲めない私…乾杯酒を雷斗さんに…と…。「海さん、梅酒貰っていいですか?」

明里さんが私に尋ねた。「いいですよ♪ね?雷斗さん。」 「うん♪」 「ありがとうございます。」

「明里、梅酒好きなの?」加藤主任が尋ねた。 「たまに飲んでたよ。」 …意外だった。ふと、伊原さんを見ると、久々のお酒とあって、嬉しそう。「わぁ♪美味しそう♪」 衣織ちゃんがお膳を見て、目を輝かせていた♪と…山瀬さん…

「いっぱい食べてね♪皆様のお手元に、お品書きが御座います。こちらの順にお持ち致します。こちらは、1品メニューになります。」

お品書きの他に、別のメニュー表…。

手元のお品書きに目を通す私。

お膳には、小鉢に盛り付けた、前菜が3種類。小さなお鍋は黒毛和牛のすき焼き。お料理は、前菜を含め、全部で8品。椀物、お造り、焼き物、強肴が、すき焼き、揚げ物、お食事、デザート…。追加メニューもあって、お刺身の盛り合わせやサーロインステーキ、!夏牡蠣も…♪

「豪華だなぁ♪」「凄いね♪」「美味しい♪」 みんな嬉しそう♪

「失礼致します。こちらお椀物です。」

…ふと…窓の方から、カサカサと…音が聞こえた。気になって、障子の方を見ていた…。私の様子を見た、山瀬さんが

「風の音ですね。ここの中庭は、風の通り道なんですよ…。」

と…教えてくれた。



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