やまのひ
朝、寝坊した私…。雷斗さんが朝ご飯に、フレンチトーストを作ってくれた…。昨日、いつの間にか気を失った私…。最後の方は、よく覚えていなかった。私が加藤主任に話した事で、雷斗さんはヤキモチを…。悪い事したとはいえ…(汗)
寝坊し急に飛び起きたからか「うみ…大丈夫?」雷斗さんが、声をかけた。もう怒っていないのかな?
「あの、雷斗さん…その…」 「…うみ…もう怒ってない。」「…ごめんなさい。」 「夢でも俺に謝ってたよ(笑) 出来たから、座って…。」 「…はい…。」雷斗さんが作ってくれたフレンチトーストを食べた…。?…メープルシロップの味がする…。「砂糖を控えめにしてメープルシロップをかけて見たんだ。どうかな?」 「美味しいです♪」
「…良かった♪…10時になったら、買い物に行こう。」 「?」 フレンチトーストを食べながら、テレビから…
「おはようございます。8月11日、月曜日。今日は、山の日です…。」
…山の日か…。確か、最近かな?山の日が出来たの…。8月と6月?が祝日が無かった。改正法?で8月に山の日を作った…。と…「海の日があって山の日…か。…6月だけかな?祝日が無いのって…?」
雷斗さんも同じ事を思っていた…。
その頃…
「おはようございます。」 「…おはよう…」 つきさんが、寝室から起きてきた。時間は、朝9時…
今日、仕事だと思い、寝坊したと、飛び起きたつきさん…。まだ少し、ぼんやりしていた。寝室から出て、トイレに向かう、つきさん。その間に、朝飯の支度をした。あの後、眠れず、先に起きた俺は、朝飯用に、具材の下拵えを済ませていた。
久々に作ったのは、ベーコンチーズトースト。
トイレから戻ってきたつきさん。
「…いい匂い…。」 「もう少しで出来ますから、座ってて下さい。」 「手伝うよ?」 「大丈夫です♪」
「ありがとう♪」 ~♪~
出来上がった、トーストを皿に乗せて、テーブルへと持っていく。
「ベーコンチーズトースト?美味しそう♪」
「久しぶり作りました。」
「いただきます♪」 「頂きます。」
俺の作った、トーストを口に運ぶつきさん。
「…美味い♪チーズが熱々♪黒胡椒の香りもいい♪」 「良かったです♪」
2人でトーストを食べて、麦茶を飲んだ。
「ニュース見ていい?」 「はい…。」 テレビをつけた。この時間だと、ニュースってあるのかな?…ニュースはやっていたものの、相変わらずのニュース…。最近は、この米騒動に関する事…。
「…米…どうなるのかな?」 「…つきさん、田んぼもやりませんか?」 「…田んぼねぇ…。」
あまり興味が無いのかな?…と…
「お米って、手間が凄いかかるし、繊細だからね…。ズボラにゃ向かないよ。」
…つきさんがズボラ…?…イメージが無い俺…。
「ご馳走様。…そういや、河本さん達、デイキャンプの後に月丘とか話してたよな?あれ、どうなったの?」 「…何も言ってませんでしたね…?」
「後で聞いてみるか。」「俺が河本主任にメールします。」 「分かった。」
そう話して、河本にメールした…。




