表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
481/832

おにぎり

加藤主任と明里さんが、お茶を買い、車へと戻ってきた。「海さん。どうぞ。」 「河本主任、つきさんも」 私たちの分まで…。

「ありがとう。朔夜さん。お金…」 「奢りです。」「…いや、ちゃんと払う。幾ら?」 「100円♪」

「ここにも、あるんだね♪」 「あの自販機、いいですよね♪」 「うん♪」なんて話しながら、加藤主任に100円玉を渡す伊原さん。私も、加藤主任にお金を渡した。「雷斗さんの分とです。」 「ありがとうございます。」 「うみ、いいの?」 「運転してくれてるから♪」 「ありがとう。」

「マジで仲良いなぁ…(笑)」 伊原さんが笑ながら、私たちを見て話した。

「…じゃ行こうか…。時間は、17時近いのか…。ちょっと早いけど、ファミレスで夕飯にしようか?」

「!ファミレス久しぶり!」 「陽高市内に入ったら丁度いい位ですね。」 道の駅を後にし、車の中で…「ファミレス、久しぶりだからなぁ。何食おうかな。」と雷斗さん。

「色んなメニューがあって、いいですよね。」

「私、エビフライ食べたいなぁ♪」 「俺はハンバーグか生姜焼き。」加藤主任と明里さんで食べたい物が違う…。スマホをいじりながら、伊原さん…。「うちは、何にしようかなぁ…?」なんて、呟いていた。ソフトクリームを食べても、食べ物の話が尽きない…。スマホをポケットに仕舞う、伊原さんが、何かを思い出したのか、私たちに…

「そういえば、小さいの頃、小学校から帰ると、ばあちゃんが味噌おにぎりを作ってくれたなぁ…。あのおにぎり…うちも作る時あるけど…味が全く違うんだ。なんでだろ?」

「あ~…味噌おにぎり…。懐かしなぁ。」 と…雷斗さん。「懐かしいですね♪」 私も一緒になって、頷きながら話していた。

「味噌おにぎり?」 「何ですか?それ…?」と加藤主任「味噌を塗りつけて、握ったおにぎり。」

と雷斗さん。「食べた事ない?かなぁ?」 「無いような…あるような??」 なんて話していた加藤主任と明里さん。

「色んなおにぎりあるよね~」 と私。

「俺、最近、ちりめんじゃこのおにぎり気に入ってる♪」 そういえば、最近、雷斗さんはおにぎり、ちりめんじゃこにして欲しいって話していた。週の2回は、ちりめんじゃこのおにぎり…。なんて思っていると…。

「明里、そのキーホルダーのぬいぐるみ…見せてくれる?なんかカワイイ。」

と加藤主任。明里さんが鞄からチェーンを外し、加藤主任に渡した。ぬいぐるみに付いてるタグを見て…

「デビルベアー…?カワイイな。?背中にファスナー?付いてる?」 不思議そうに見ている、加藤主任に明里さんが教えてくていた。

「洋服を着せ替えできるんだって。」 それを聞いた、伊原さんが明里さんに尋ねていた。

「うちもみたい。見ていい?」 「いいですよ。」

明里さんから、許可をもらい、加藤主任から、ぬいぐるみを受け取る伊原さん。

「?なんか…硬いな?…ファスナー開けていい?明里さん?」 「?いいですよ。」

伊原さんは、ぬいぐるみのファスナーを開けた…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ