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まよけ?

伊佐須美神社の大きな鳥居を見て…

「おっきい…。」 「うん。」 「大きいね」

紅い鳥居。衣織ちゃん、加藤主任と明里さんも、見上げていた。鳥居の前で一礼し、参道へ…。

「八方よけ…」 と聞こえた。「八方よけ?」と明里さん。

「お守り。家にもあるよ。ね、うみ。」

「はい♪」それを聞いて、

「私も欲しい。」「俺も…」 明里さんと加藤主任。早速購入。2つで一対のお守り。「衣織ちゃん、付ける?」 「うん!」

明里さんから、左手の中指に、もう1つの八方よけを付けてもらう。衣織ちゃんの中指に付けた八方よけは、日の光を反射させ、キラキラ光っていた。それを見ていた衣織ちゃん…

「ほうせき?」 と驚いていた。

「みたいだね♪」 と明里さん。加藤主任から、八方よけを受け取り、左手の中指に付けていた伊原さん。同じように光る八方よけ。

伊原さんが何となく、八方よけを見ていた姿を見ていた、加藤主任。

「…薬指だったらなぁ…」 なんて言っていた。

「行こうか…。」「はい。」

境内を進むと、神殿が見えてきた…。みんなでお参りをする……。

「行こうか?うみ?」 「はい…」

お参りを済ませ、境内を散策。…?…なんだろう?あのテーブル??近寄って見てみた。

「厄払玉?」 と明里さん。伊原さんが教えてくれた。

「この玉に自分の名前を書いて、あそこの石に当てる。当たって、キレイに割れると、厄を落とせるんだ。うちもやった事ある。」

テーブルに箱の中に入っていた、素焼きの丸い玉にボールペン…。

「…私やろうかな。」「衣織もやる!」

明里さんが初穂料を払い、玉を手にし、ボールペンで怒りに満ちた表情をしながら、名前を書いた。その玉を手にし、石へと向かうと…

「悪い人が付きませんように!」 なんて言いながら、玉を石に目掛けて投げつけた!!

見事に命中し、バラバラに砕け散っていた…。

「当たった。」「上手い!」 伊原さんと加藤主任。と…「どっかいっちゃった(笑)」衣織ちゃんが投げた厄払玉は、石の上を通過して、茂みに落ちた。満足したのか、衣織ちゃん。今度は、「おみくじしたい♪」 「うん。しようか。」 と雷斗さん。みんなでおみくじを引いた。あの、お守りが付いたおみくじ。

「私、吉。」 「うちも。」 私と伊原さんさんが吉。

「私、小吉。」 「俺は中吉。」 加藤主任と明里さんは、小吉と中吉。「わたし?だいきち?」 「衣織ちゃん大吉!良かったね。俺も!」

雷斗さんと衣織ちゃんが大吉!!

「いいなぁ…。」 と明里さん。衣織ちゃんのおみくじを目にし雷斗さん…

「縁談…良縁あり。」 と…雷斗さん。「衣織ちゃんに、縁談?!」なんか…驚いている、雷斗さん…(汗)

おみくじをそれぞれ、読むと…伊原さん…。「争い事 …おさえよ…争い事か…。あれの事か?」

なんて話しながら、伊原さんは、おみくじを結んでいた…。


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