不思議…
お昼休憩中。お弁当を食べ終えて、食後のコーヒーを飲んでいた、村木さんと私…。伊原さんも一緒だった。カーディガンを着て、白湯を飲んでいた、伊原さん…。
「生理痛、辛いね…。大丈夫?」 「1年に1度…酷い時があって…。でも、薬は飲んでます。1度婦人科で診てもらったんですが、特に悪いところはないんですよ。」
浮かない顔をしていた伊原さん。
「生理ってあったらあったでら大変だし、無いと…複雑だね(汗)」 「…そうですよね…(汗)」
なんて話していた。と…福山課長が休憩室に来て…
「エアコンの設定温度、このままだって。さっき、事務長が来て、節電して下さい。って…。平間さん反論したら、じゃぁ、裸で仕事しろって…言われてた…(汗)」
…今のこの時代によくそんな事…(汗)…なんて、思っていたら、村木さんが…
「裸になったって…誰も見ないよ…。平間さん、見た目はイケメンだけど。中身が最悪だからね(怒)」
「そうだね~…(怒)」と…伊原さん…。
…2人して、強い…(汗)
暑い…。この休憩室…。汗をタオルハンカチで拭きながら、弁当を食っていた俺。今日の弁当は、ピーマンの肉詰めといんげんの胡麻和え。ミニグラタンにトマトとアボカドのサラダ…。デザートにスイカ。これは、別のタッパーに入っていた。冷蔵庫に入れていた弁当。冷たいが、美味い。おにぎりは、梅と?なんだ??あ、ちりめんじゃこか。
このちりめんじゃこが美味かった。山椒が爽やかで、ピリッとして…。と…。先に弁当を食べ終えた、加藤主任もデザートのスイカを食っていた。
「伊原さん、大丈夫かな?」 ボソッと呟く加藤主任…。
「?つきちゃん、どこか、具合悪いの?」 と仁科室長…。
「…月経痛?とか…言ってました。」
「…あ~…。アレか。女性のヤツな。あれは、俺達には理解出来ないからなぁ…。」
と、仁科室長…。たまにうみも…具合悪そうな時って…それに月初めは、必ず断るのは、ソレだからなんだよな…。スイカを口にしながら、仁科室長の話を聞いていた俺…。すると
「俺、妹がその月経痛とやらで、1度入院した事があるんですよ。確か、月経困難症とかって言って…。」
「マジで?!」 と仁科室長と俺。
「酷かったみたいですよ?この位の時期だったかな?確か?食事も水分も取れなくなって、倒れて病院に連れて行ったら、入院だってなって…(汗)」
「そうなんだ…(汗)」 と仁科室長…。食事を終えた、加藤主任が、アイスコーヒーを1口…と…何かを思い出したのか…
「昨日の夕方ですが、伊原さん、長袖着てましたね。なんでって聞いたら、寒く感じるっ話してました。昨日も暑かったですけど、エアコン付けてなかったですよ…。」
「…昨日も…泊まったのか??」 と俺…。すると、加藤主任が、昨日の夕方の出来事を話してくれた…。
「…余程キツかったんですよ…。薬切れてたし…。」
心配そうに話す加藤主任…。
「…俺の妻は、なんも無いんだよな…。」 と…仁科室長…。
「そうなんですか?!」 「あぁ…。痛いも何も…。ただ…。」 「「ただ…?」」 と加藤主任と俺…。
「その、月経が…始まる少しくらい前からか…?…めちゃくちゃ、機嫌が悪くてヤバい…(汗)」
…女性って…不思議だ…(汗)




