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逆ルート

うみと伊原さんに何処か行きたい所は無いか?と…尋ねた俺…。すると、伊原さんが「…遠出すっか?」

「…どこに行くんです?」 「マリンピュア日本海。」「?!だいぶ遠いですよ?」 「?そうだよ?うちも運転するよ?」

…伊原さん…マジで? と…「…やっぱり遠いから止めとくか。…なら、お魚市場から月丘に向かうのは…。」 「逆ルートですか?」と加藤主任…。 「うん。」と頷く伊原さん。

月丘…?…あ、もしかして…「…月丘?もしかしてあのガラスの?」と伊原さんに尋ねた。

「そうですよ。」 「!行ってみたいです。」 とうみ…。ふと…うみと伊原さんに尋ねた俺…。

「魚は?」 「…欲しい…です(汗)」2人とも同時に…(笑) それを見て、笑いを耐えながら、俺と加藤主任…。

「…ッ…じゃ行こう…か…(笑)」 「!雷斗さんいいんですか!?」 うみ…嬉しそう。「俺も鮭 食べたい。あそこの鮭 美味い♪後、また寿司あるかな?」 「…お寿司?!」 と加藤主任…。

「魚市場の寿司、美味いよ♪ただ…」 「?ただ?」 3人とも?が出ている…。

「めちゃくちゃ混むかもよ?海開きしたからね…。」 3人同時に…「…確かに…(汗)」だが… 「…我慢します。」3人が顔合わせて、俺を見て答えた…。うみと伊原さんなら、分かるが加藤主任まで…(汗)…まぁ、元々、大人しい奴だし…。ここまで変わったのは、伊原さんのおかげかもな…?なんて思っていた。俺はうみに…

「あそこの鮭…弁当に入れてくれる?夕飯に干物も食べたいし(笑)」

魚が食べたかったうみ。俺が気が付いて嬉しかったのか、目が輝いていて、ニコニコしていた。

「じゃ行こうか(笑)」 「はい♪ありがとうございます。雷斗さん♡」「楽しみだ♪明日の弁当♪」

「つきさんも俺の弁当に入れた事…ありますよね…。」「あるよ…。」 「…あの鮭 美味かったですよ♪また入れて下さい♪」加藤主任も伊原さんに頼んでいた。

「いいよ♪」「やった♪ありがとうございます♪」嬉しそうな加藤主任。「じゃ、行こうか。ゴミ箱は…アソコだな…。」 「俺捨ててきます。」 「ありがとう。」

ゴミ箱に鮎を乗せたトレイと割り箸を捨てに行ってくれた加藤主任。…?…ゴミ箱にフタが付いてるのか…。ゴミを捨て、戻ってきた加藤主任が、

「”カラスがイタズラするのでフタを閉めて下さい…。”て…なってて、ゴミ箱にフタがしてありましたよ…。」 と…教えてくれた。「カラス、頭いいからな…」なんて話しながら、駐車場へ戻り、車に乗って、魚市場を目指した。以前通った道…。河川観測所?なのか…分からない建物を目印に向い、そこから右折…。橋を渡って…しばらく道なりに進む。…と…。伊原さん。

「ここ、春に来ると桜が最高にいいんだ。」

「!確かに…桜の木多いですよね。」 「うん。」

と…一瞬のトンネルを通り、7号線へと出た。

いつものルート…。海が近付くに連れ、うみも伊原さんもソワソワしている…(笑)








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