表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
394/822

膝枕

土曜日…。特に出かけることも無く、横になって、スマホをいじっていた雷斗さん。私は、読書…。と…。

「…うみ…膝枕って出来る?」

ひ…膝枕?!突然、雷斗さんが尋ねた。微妙な顔をしている私を見て…

「…ダメ?」…

と…尋ねて、もそもそと…私の方に身体を動かしてきた。

「…い…いいですけど…。」 「…やった♪」

むくっと身体を起こして、私の方に来た雷斗さん。正座をして…と…

「…うみの膝枕…初めてだ♪…温かい。」

エアコンを付けてるけど…私の太ももは、暑い…。それに…雷斗さん、髪を切ったからか、チクチク刺さる(汗)…なんとなく、雷斗さんの髪を触った。硬い髪質。白髪無いなぁ…。なんて思っていると…

「…うみの手、熱い…。眠い?」 「…眠くないです。」

「…うみの太もも…いいな♪」 頭を軽く動かす雷斗さん。「…あ、あんまり動かないで。チクチクします…」 「…もっとする♪」 「ちょ…痛い。」

「…ごめんごめん♪」 「…もう…(汗)」

なんか…雷斗さんて、急に甘えてくるなぁ…。なんでだろう?

何も無い土曜日の昼下がり…。しばらくして…

「…ありがとう。うみ…。」 「…いえ…。」

満足したのか、雷斗さん、私から離れた。

「…1度やって見たかったんだ(笑)」

「…そうだったんですか?」 「うん。」

「うみの太もも…柔らかい。」 「…恥ずかしいです…(汗)」 「…裸見てるのに?」 「…それとこれとは別ですよ。」

そんな話をしながら、ゆっくりと時間は過ぎていった…。夕方4時半過ぎ…。雷と共に豪雨…。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ