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イタズラ?

火曜日…更衣室で伊原さんと会った。す…凄い落ち込んでいた。な…どうしたのかな?あ、そう言えば、日曜日、電話着てたっけ…。なんかあったのかな??

「お疲れ様です。伊原さん。昨日、電話に出れなくてすみません。…どうしました…?…風邪よくなった見たいですね…。良かった。」

「…お疲れ様です…。治りました…。ありがとうございます。?…電話?…あぁ…あれは、間違えて…いや…助けて欲しくて(怯)」

「ど、どうしたんですか?」すると…

「金曜日の夜から日曜日まで、加藤主任のアパートに泊まったんですけど…監禁されそうになって…。冗談とはいえ…めちゃくちゃ怖かったんです(怯)…だから…しばらくメールも電話も出てないです。」

…あの…加藤主任が…。

その頃…PC科内休憩室では、

「…なんかずっと落ち込んでますね(汗)」

「…なんかあったのかな?」 「やっぱり伊原さんの異動が…」

月曜日から、へこみっぱなしの加藤主任…。昨日の休憩中も、へこんでいた。今日は、コンビニ弁当をボソボソ食べている(汗)

加藤主任…伊原さんが座っていたデスクを見ていた。みんなが心配していた。その日の退勤間近…。俺は加藤主任を面談室へと呼び出した。

落ち込みながらも、来てくれた加藤主任。

向かい合わせに座り…何があったのか尋ねた。すると…。

「…つきさんに悪戯して…振られました(泣)」

…え?!…し…失恋?!

「…つきさん、金曜日に風邪ひいて、寝込んでたから…無理して欲しくなかったんです。だけど…家の事がしたいからって言って…帰ろうとしたから…。」

「??帰さなかったのか?」

「こう言って…しまったんです…。」 「なんて言ったの?」


「”ここから、帰さない。閉じ込めるって”…。そしたら、モロに怯えさせちゃって…。後で、謝ったんですけど…(汗)「加藤主任嫌い!別れる!」って…(泣)…謝ろうとして…メールも電話もしましたが…全然出てくれなくて…。」


…な…なんて…怖いことを言ったんだ…男の俺でさえ、怖い…(汗)…。

事情を聞いた俺…。さすがに引いた。ある意味…いや下手したら犯罪…。

と…。俺のスマホがなった。う…青野主任からメールだった。

「お疲れ様です。加藤主任と話がしたいんですが、一緒ですか?連絡下さい。」

「今、2階の面談室に加藤主任と一緒に居ます。」

メールを青野主任に返すと俺は、加藤主任に、

「これから、青野主任が来ます。待っててください。」 「あ…青野…主任…。」と…ドアをノックする音…。「はい…どうぞ。」 「失礼します…。」

面談室のドアを半分開けた状態で、立ちながら、加藤主任を見ている、青野主任。加藤主任の落ち込み方を見て…。

「加藤主任、伊原さんに聞きました。…反省…しましたか?」

こればっかりは…加藤主任が悪いからなぁ…と思っていた俺…。すると加藤主任…

「…はい…。」 と…一言…返事をした。青野主任は、加藤主任をジッと見て…加藤主任が話すを待っていた。

「ずっと…反省しています。悪戯とはいえ…冗談とはいえ…怯えさせ…泣かせそうになった事…。伊原さんがどんなに怖かったか…本当に…悪い事をしました…。謝りたいです。」

と…。

「…だ…そうですよ?…伊原さん…。」

「…え?!」 「え?」

面談室のドアをそっと開けた、青野主任…。

ドアの近くに伊原さんが立っていた。

「……伊原…さん…。」 「つき…さん…。」

すると…青野主任。

「河本主任、私たちは退勤しましょう。」

え?…と…加藤主任…。俺も驚いたが…青野主任の言うとうりにした…。

「…分かりました。じゃぁ…また明日。お疲れ様でした。加藤主任…。」


青野主任と面談室を後にした…。だ…大丈夫なのか?



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