表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
380/810

停電

避難バックを準備し終わった頃…スマホがなった。伊原さん?電話に出た。

「青野主任?伊原です。そっちは大丈夫ですか?」

「今の所は大丈夫です。でも…凄く怖いです(汗)伊原さんの所は?」

「うちは、今、加藤主任と居ます。1人じゃ心細いんで(汗)…あ、そうだ、アルバムありがとうございました。加藤主任から受け取って。良いですね♪」

「良かったです…。あ、…え?…もしもし、伊原さん?もしもし?」

「どうしたの??うみ?」 「電話…切れ…?!…!?…キャ!?」 「うわ!?」 ”ドッ!!…ガァァゴォォォン!!!”


雷鳴と共に…落ちた雷……電気が消えた!!


「え?…停電?」


…今…つきさんが1人じゃ心細いって…。スマホで青野主任に電話で話していた…。あの…つきさんが…。

「もしもし?…電話切れ?…きゃっ!」 「わっ!」

「て…停電??」 「う…うん…。」

と…つきさん…?…震えてる…?

「…怖い…(怯)」

え…。凄く…震えて…。

「…大丈夫…。俺がいます…。」 「…うん…。」

…背中を撫でながら…つきさんが落ち着くのを待っていた。普段…強いつきさんが見せる…弱い一面…。と…つきさんと俺のスマホが同時になった…。あの…独特の着信音…。エリアメール…。スマホをポケットから、取りだして…。

「…避難指示…陽高市、湯町地区…全世帯…。宮町地区…1部地域に…。」

…避難指示。ここは、沖若地区…。まだ大丈夫…か??と…

「…大丈夫…?朔夜さん?」 「…宮町と湯町に避難指示です…。」「…宮町…職場の近く…。」

「…え?」 「宮町だよ?確か…(汗)」

…大丈夫かな…?


エリアメール…。ランタンの光を灯しつつ…。確認していた雷斗さん。

「宮町と湯町に避難指示…。宮町は、1部地域…。湯町は、全世帯…。」

「…宮町って…職場の近くですよ?大丈夫…かな?」

「マジで?」 「はい。前に、伝票の住所に宮町って(汗)」

このままじゃ…本当に…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ