表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
376/811

普段は…

月曜日の朝。出勤して、ステーションの個室へと向かう。あの日から、だいぶ日が経っても…業務課に戻れずにいた…。施設長の計らいで、ステーションの個室で…業務課の仕事をしている。殆どがパソコンに書類を打ち込んだり、伝票処理。最近は、受付なんかを手伝っていた。朝出勤し、まずは、軽く拭きそうじ。その後、業務開始。新たな受講生の受付。それが終わると、パソコンに向かい、書類確認と打ち込み。今回の受講生達の情報を打ち込み…。保存。と…。朝10時…。扉をノックする音が聞こえたから、パソコンから目を離して…扉の方を見た。施設長だった。

「おはようございます。青野主任。」

「!おはようございます?!施設長!」

急な来訪に驚いていると、

「そのままで…。はい。招待状。」

招待状の変事を持ってきてくれた。

「ありがとうございます。」 「少し…いいかな?」

優しく笑みながら…私の隣に座った。少し広めの個室…。それでも…施設長と言う圧…(汗)…緊張していた。それを見破ったのか…施設長…。

「…そんなに緊張しないで(笑)…青野主任…いや…海さん…。本当におめでとう。1度、こうやって話してみたかったんだ。」

「?…あ、ありがとうございます…。」

「…赤ちゃんの頃のオモカゲは無いからなぁ…。」

「?あか…ちゃんの頃?」

「…海さん…。驚かないで聞いて。実は…。」

…施設長は、私が生まれた時の事…。施設長の奥様と、私の母との、出来事を話してくれた。

「…海さん…本当にありがとう…。妻を救ってくれて。そして…海さんのお母様にも、伝えて下さい…。」 「…あ…ありがとう…ござい…ます…。」

「…泣かせてしまったなぁ…。」 「…いえ…。」

そんな話し…初めて聞いたから…嬉しかった…。と…施設長…。



「…そう言えば、”つき”とも仲良くしてくれてたんだね。ありがとう。」

…つき…?…。あ…伊原さん?…。すると…


「つきは、知り合いの子なんだけど…。あの子だよ。電話もらったの。あの日、つきはここの、PC科を受けるつもりで来ててね…。」

「…え?…。」

「そのあとも…施設長だかなんだか知らないが…部下まもんねでどうすんだ?って(汗)…前から強くて。普段は、大人しいんだけど…。」

…伊原さん…強い…(汗)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ