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無言…

つきさんのアパートに泊まる…。

「…どうする?」 「…と…泊まり…ます。」

「…分かった。」

…そう話ながら、サラダにレモンのドレッシングをかけた。さっぱりして美味い。すると…

「塩は、さっき買ってきた塩だよ。ひとつまみで、十分だったな。」 「そういうば、何が違うんですか?塩って?」

「うち、前使ってた塩は、海水を海外から輸入して、それを、溶解して立釜で作った塩を使ってたんだ。けど…お土産にもらったこの塩を使ったら、こればっかになった。裏を見てみたら、昔ながらの平釜で焚き上げた塩で…しかも海水も地元産…。…しょっぱいけど…甘く感じるんだ。角が無いって言うのかな?…」

「後で食べて見たいです。」 「好き好きあるから、何とも言えないけど…後で、食べ比べしてみる…?」「はい…。…メロ…凄い…油っこい…。」

「ご飯に合う…。」 「美味しいです…。」

味噌汁も美味かった。ゆっくり食事をして…。

「ご馳走様♪」

「…結構食べたな…。デザートは明日にするか。」

「?デザート?」 「…スイカ…。」 「あ、カットスイカ?」 「…うん。」

…そう呟いて、つきさんは、食器を片付け、洗い物をしていた…。カチャカチャと食器を洗う音…。テレビも付けてない静かな部屋…。洗い物を済ませて…テーブルに戻ってきた、つきさん。手にはマグカップ…。

「…テレビ付けないのか?」 「…このままでいいです…。」 「…寝そうだな…(汗)」 「…寝たら…起こしますよ。」

2人で紅茶を飲んだ。…何気ない会話…。

「つきさん食べ物で好きな物は?」 「サイコロステーキとかシャケ。」 「朔夜さんは?」 「生姜焼きとか好きです。」 「つきさんの嫌いな物は?」 「セロリ、ゴーヤ。」 「俺もセロリ、ゴーヤ嫌いです。」

「…一緒だね…。」 「はい…。」

と…。

「マジで泊まる?」 「…はい…。」

なら、と…つきさん。テーブルから立ち上がると、寝室へと向かった。そして、新品の何か…?…

え?! ビビる俺…!

な…なんで…男もんの下着あんの?!…と…つきさん。


「…。」


何も言わないつきさん…。






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