ウトウト…
海浜公園を後にし、コンビニへと立ち寄る。
お茶とコーヒーを買う。つきさんは、トイレへと行っていた。
「お待たせ。」 「お茶買いました。」
「ありがとう…。行こうか。」 「はい。」
コンビニを出て、車へと向かう。車に乗ると
「…陽高市に着くのは17時位かな?…夕飯、うちで食ってく?」 「!はい!」
「メロとシャケどっちいい?」 「…メロ…食べて見たいです。」 「分かった。じゃ行こうか。」 「はい…。」
コンビニを後にし、元きた7号線を走ると…あれ?…直進しない…?…。
「…近道…。」 「どこに出るんですか?」
「観測所の近く。」 「??」
「地名知らない。」 「…(汗)…」
じ…地元の人?しか知らない様な…道を…。と…広い川が…。禁漁区と看板が出ていた。そこの橋を渡って…(汗)…あ、この事か?観測所って?…橋のたもと…T字路の左側に、コンクリートの建物…。そこを、左に曲がる。
「…右に曲がれば7号線にでる…。」 「へ~…。」
「後は、道なりだから…。」 「はい…。」
しばらく…周りを見ていると、コンビニが見えた。
「ここのコンビニに寄る。酒買う」 「お酒?」 「うん。」
コンビニで?…あ、裏に酒屋がある…。酒屋の方の駐車場に車を停め、酒屋へ。
「~♪~いらっしゃいませ~」
「…あった…♪」 「真の鶴?」 「うん。」
そのお酒を購入し、車へ戻る。
「…道の駅どうする?」 「朝行ったので大丈夫です。」 「分かった。行こうか。」 「はい…。」
また…2人で来たい…。そう思いながら、陽高市へと帰る。つきさんの運転は、安定していてる。それが…眠気を誘う…。
「寝ていいよ。着いたら起こすから。」 「だ…大丈夫…。」 「…寝な…。」 「…はい…(汗)」
そう言って…俺は、眠った。…どの位寝たのか?…目が覚めると…山の中のガソリンスタンドだった。
「いらっしゃいませ!」 「レギュラー3千分で、現金でお願いします。」 「分かりました。中拭きと…灰皿は?」 「ありがとうございます。大丈夫です。」
車内を拭いているつきさん。
「…まだ着かないから…寝てな?」 「…はい…。」
…しばらくして、車が動いた。ウトウトしていると…。
「…可愛いな♪」
つきさんの独り言が聞こえた。
…つきさんの方が…。なんて思いながら…おちた…。…。
「朔夜さん、着いたよ。」 「…ん?…。」
あれから、1時間過ぎた頃…つきさんのアパートの駐車場へと着いていた。
「グッスリだったな(笑)」 「…すみません(汗)」
「朝、早かったからなぁ(笑)」 「…。」
そう言って、車から降りて、つきさんの部屋へと向かう…。
「あの…独り言聞こえました…可愛いって…何かいたんですか?」
荷物を整理しながら、つきさんは、
「ん~?…寝顔可愛いな♪」って(笑)
…笑ったつきさんの方が…




