わっぱ…
木曜日…「伊原さんが異動します。」
は?なんで…?いきなりの仁科室長の話に戸惑う俺…。
「異動先は、業務課です。中川さんが今週を持って退職されます。なので、伊原さんが異動になります。引き継ぎがありますので、明日から、業務課に異動…」
マジかぁ…良かったな…って…あ、加藤主任が…。な…なんて辛そうな顔をしてんだ…!みんなにバレる(汗)
と…伊原さん。
「急な異動で申し訳ありません…。♪」
伊原さん…声が…嬉しそう(汗)
「…伊原さん、またPC科に来てください。待ってますから!!」
か…加藤…主任…(汗)
「…はい(汗)…お世話になりました…。」
…ゲンナリしている伊原さん。
その日の…休憩中…。
「5人でやるのか…。参ったな。…なぁ…つきちゃん、戻って来ない?」
仁科室長…(汗)…
「上に言って。…あ、でも…新しい方入るかもよ?」
「伊原さん以外いません!!」
か…加藤…主任…(汗) このままじゃ…あ、そうだ。
「あ、あのですね、招待状を持ってきたので、受け取って下さい。」
忙しくて…渡しそびれていた…また忘れる所だった(汗)
「わぁ…ありがとうございます!河本主任…!…何年ぶり?披露宴のお呼ばれ…?」 と…星野主任と田山さん。
「…楽しみにしてるよ。」 と…仁科室長。
「…素敵な招待状ですね…。シーリングスタンプですか…。いいですね。」伊原さん。
「何ですか?シーリングスタンプって」
と…加藤主任。「封筒の止めてるこの蝋封。」
へ~…とみんな。
か…加藤主任…伊原さんをガン見してる…(汗)
…俺は堪らず…
「…伊原さんのなんか顔に付いてる?加藤主任?」
と…尋ねた。すると…
「…いえ…なんか、伊原さんって、料理上手なんだなって。弁当美味そうだなって。」
「あ、それ、私も思ってました。」 田山さん…。
伊原さんの弁当は、木で出来た弁当箱。
鮭と串揚げ?うずらの煮玉子 緑の?
ご飯が半分。木の弁当箱なんてあるのか。
「つきちゃん、わっぱ使ってるんだね。」
「この前、見つけて買った。前から欲しかったんだ。」
「串揚げ…美味そう…。」
「…アスパラとブロックベーコンの串揚げ。…食いたいのか(汗)」
「…ぜひ!!」 「…はい…。まだ…手付けてないから。」 「いただきます!…これやばい?!…美味い!」 「…餞別。」
…更にゲンナリの伊原さん。と…
「…なんか…子供みたい…加藤主任(笑)」
と…田山さん。…子供って(汗)…。すると…
「俺は、確かに伊原さんより歳下ですけど(汗)」 と…加藤主任。
その日皆帰った後…加藤主任との退勤間近…。俺は、尋ねた。
「…伊原さんと付き合ってるのか?」 すると…
「付き合ってます。昨日、メールで…写真消せ(怒)って来ました。」
「…休憩中に見てたんだよね?伊原さん、引いてたよ?」
「あぁ…あれは…」 ん?あれは??
「スマホの通知を、見てただけです。写真を撮ると、勝手に編集して、アルバムとして通知してくれるんです。」
「なんだ。それか。…じゃあ…特にその…」
「…ここでは、上司、部下の立場です。」
…疑って悪かった…加藤主任。さすがに…言えなかった。PC科内ストーカー…(汗)
次の日…。
「お世話になりました。」
逃げるように…業務課へと向かった伊原さん(汗)




