木の年輪
ヒヨコカフェで…お昼ご飯を食べ、コーヒーでひと心地ついた頃…。私のスマホが鳴った。…ポケットから、スマホを取り出す…。メール…?…。伊原さん…?…。
「仕事…続けます。ありがとうございました。加藤主任には、内緒で…。」
…伊原さん…。良かった。
「分かりました。大丈夫ですよ。」
「ありがとうございます。」
雷斗さんに、
「伊原さん、仕事辞めないそうです。」
「…そうか…良かった。」 「はい♪」
「…そろそろ、出ようか。」 「うん…」
お会計を済ませた後、卵とシフォンケーキを買って、スモーク卵も買った。
車には戻り雷斗さんに…
「ここの卵でプリン」 と言いかけた途端
「…作って欲しい!!…後…茶碗蒸し!」
「…最近、作って無かったですね(汗)…茶碗蒸し?」
「うん。茶碗蒸しも食べたい!」 「分かりました。作りますね♪」
「やった♪楽しみだ♪ありがとう!うみ!」
…子供…みたい(笑)なんて思いながら、スーパーへと向かう。夕飯と明日の食材を買う。今日の夕飯は…あ、鰹がある。そう言えば、初鰹食べて無かった…。色々見て、買い出しを済ませた。家へと帰る。雷斗さんが荷物を持ってくれた。家に帰ると、雷斗さんが、食材を冷蔵庫へと入れて、私は、指輪をドレッサーへと、閉まった。手洗いうがいを済ませ、部屋着に着替えた後…雷斗さんと結婚式に向けて、話していた。
「招待状は、まきちゃんと英くんのを、さっき、コンビニのポストに出しました。」
「ありがとう。うみ。あ、前撮りの日にち、平日になったけど…うみ…休めるかな?」
「希望休は、まだ間に合いますから。大丈夫です。私、休み取りますね。7月7日と8日…。」
「連休で?」 「今年、自動車免許証の更新なんです。後…住所も変わったので。」
「免許か。俺、来年更新だな。」
そう話しながら、
「…うみ…引き出物決めようか?」
と…雷斗さんが、引き出物のパンフレットを手に取る。2人で選んでいると…
「うみ…これがいいんじゃないかな?」 「…いいですね♪このカタログギフトにしましょうか。後…引き菓子にバームクーヘンが良いです。」
「?バームクーヘン?」
「バームクーヘンは、…見た目が木の年輪にみえて、歳を重ねてもずっと幸せにいられる様…後…繁栄の意味もあって…お祝いのお返しにピッタリなんですよ。」
「いいね…。バームクーヘンにしよう。」
…木の年輪…か…確かに…(笑)




