いまから…
私が選んだ白いドレス…。マーメイドラインでオフショルダー…。裾が長く…レースがあしらわれてるドレス…。
試着室でドレスに着替えて…。
「よくお似合いですよ…。では、扉を開けます。」 と高崎さんが…扉を軽く開け、雷斗さん達に…「ご用意が出来ました。」
…試着室の扉が開いた。
「うみちゃん、キレイ!!」 「…いいわねぇ!海さん!」「……」 「……」
「新郎様とお父様…2人して…同じ顔…(笑笑)」と東雲さんと高崎さん…。
雷斗さん…お父さんも…リアクション似すぎ…(汗)
「アナタ…海さんに見惚れて…(笑)」 「雷斗くん、おじいちゃん見過ぎ(笑)」
うみ…なんて…綺麗なんだ…。…凝視してる俺…すると…!
「…綺麗だ…。」
と…父さん??
「…懐かしい…(笑)」 「……。」
か…母さん?? な…懐かしい?
「私の時も、お父さん、雷斗と同じリアクションしてたの(笑)思い出しちゃった(笑)」
真っ赤になる、俺と親父。
「…どう…ですか?…ら…雷斗さん…。」
うみの声に我に返る……いまから…こんなに…(汗)
「…とても…綺麗…です。」
なぜ…敬語になった?…と高崎さん。
「ティアラとベールを…。」 と…ティアラとベールをうみに…さ…更に
…まだ…試着の段階で…(汗)
「…うみさん…この…ドレス着て欲しいです。」
…だから…なぜ敬語になる?
「…はい…。」
「雷斗…海さん、綺麗過ぎて…敬語になってるわ(笑)」 「解るなぁ…。」 …「うみちゃん。」
と…衣織ちゃん。
「…い…衣織も…ティ…ティアラ?…つけてみたい。」
「え?!」 「え?」 と雷斗さんとお父さん。すると…高崎さん…。
「…ちょっと待ってね…。」 1度、下がって…何やら…
「衣織ちゃん…。今しか付けられないからね。」
と…。小さなティアラを衣織ちゃんに…。
「衣織ちゃん!似合う!」 「衣織いいね。」
「写真撮る?衣織…ちゃん?」 「うん!」
雷斗さんが私の鞄から、スマホを取り出し、衣織ちゃんの写真を撮った。そして…
「うみ…撮るよ。笑って?」 スマホで写真を撮ってくれた。
そして…色ドレス…。何着か試着した後…
「このドレスにします。」
深い…マリンブルーの…プリンセスタイプの色ドレス…。試着して…。雷斗さん達に見せた。
「これがいいわ!海さん!」 「うみちゃん似合う!」「いいね。」
また…雷斗さん…(汗)
…プリンセス…。本当にそうだった…。もう言葉がでず…ただ見惚れていた俺…。
「最後は、和装になります。」
白無垢…桜をモチーフにした白無垢…。
「いまは、仮のお着付けですが…色打ち掛けは、紅の…こちらで…お肌が白いから、映えますね。」 と高崎さん。
「…素敵…」 「……。」
お母さん以外…(汗)みんな疲れちゃった?
…うみ…和装…似合いすぎる。打ち掛けが凄く映えて…父さんも衣織も…見惚れて言葉が出なかった…。衣装選びが終わり…東雲さんが高崎さんに…
「では、この6点でお願いします。」 「分かりました。」
「河本様…。お疲れ様でした。別室にて…ご予約表の記入をお願い致します。」
「お疲れ様でした。」
衣装選びが終わり、次は、引き出物選び…。前撮りの日取り…。
結婚式の準備は、もう少し続く…。




