ガサガサ
オレンジ色の光…。かろうじて話す伊原さん。
「…電気点けますよ。」
一度、立ち上がり電気を点けた…この部屋は、遮光カーテンで暗くしていた。…と…眩しいのか…腕で、目を隠してる伊原さん…。電気を点け、また膝をついた。
「……」何も言わず、身体を起こす伊原さん。
「……大丈夫ですか?」 首を縦に振る伊原さん。
「頼まれた物です…。」 袋から、パックのスイカを取る。
「ありがどうございまず」
声が…(汗)…
「あ、大丈夫です。話さないで…。」
震えてる身体…。
「…伊原さん、寒い…ですか?」 首を縦に振る伊原さん。
そっと…おでこを…。!!…びっくりしたのか、伊原さん…身体をビクつかせた(汗)
「…いぎなりざわるな…」
ガサガサの声…。…かなり、熱が高い。
「…スイカ…食べますか?」 頷く伊原さん。
震える手でパックを開け…開けれずにいる伊原さん。
「…開けますよ…。」
パックを開けてあげた。今ので…力尽きたのか…?なかなか、口にしない伊原さん…。備え付けのピンすら、持てないのか…と…ゆっくりと…ピンを掴んで、スイカを口に運んだ。震えながら、食べる…。
「…づめだぐでおいじい…」
熱が上がる前の震え…それでも…。
「…なにも…だべで…ながっだがら…」
「食べ終えたら、熱計って下さい…。」
「…うん…。」
パックのスイカを半分食べて、熱を計る。”…ピピッ” 38…(汗)…。9度近い熱(汗)
「…ぐずりのぐ…」
そう言って…伊原さんは、立とうとした…だけど…
「だめだ……。」 そう言って、這って居間へと向かおうとした。
「持ってきます。寝てて下さい。」
居間に向かうと、炬燵のテーブルに置いてある、ビニール袋に入った薬を持っていく。
「ありがどうございまず。」
薬の説明書…。
抗生剤と解熱剤…咳止めと胃薬?…。
咳止めは、後で…。抗生剤と解熱剤…胃薬の4錠を俺が買ってきたスポーツドリンク飲む。
…薬を飲んで、横になる伊原さんが、眠る前に俺に言った言葉…。
「がどうじゅにん…ありがどう。マジでだずがっだ…」
そう言って…眠ってしまった…。




