表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
328/813

経験

「実際に…起こりうる事…。急性期病棟で経験していたから。」

けいさんが俺たちに話してくれた。元看護師のけいさんと、看護補助者?…看護助手の経験があった伊原さん…。星野主任は、以前、病院で見た事がある光景だから、分かったと…。

「その時は、コードブルーってアナウンスが流れてた。後、ここでの、避難訓練…。」

実際…こんな事…あんのかな?なんて思った。だけど…マジなんだ!…って…。知らされた。命に対する…人を救う時の…けいさんや伊原さんの姿は、

その当時の2人の信頼関係を顕にしていた。

「いっちゃん、腕、大丈夫??」

「…うん。」

長く心臓マッサージをした伊原さんは、腕がなんとなく震えていた。

「…焦ったけど…病院に搬送されたから、安心感からかな?腕が震える…。」

「…筋肉が痙攣起こしてるんだね…。」

「そのうち治まるよ。」

けいさんは、心配そうに伊原さんを見ていた。


「星野主任…受講生の講義どうします?」

「河本主任、今日はもうやめて、明日にしても?」

「今日は、閉校します。」

近衛部長が戻ってきた。そして

「根岸さん、星野主任、伊原さん。ありがとうございました。…河本主任、受講生を帰して下さい。後、加藤主任は、今日の事を報告書にまとめて、後日、私か仁科室長に提出をお願いします。」

そう伝えて近衛部長は、根岸さん達と何か話していた…。その頃…1階では…。


「2階で受講生が倒れた!」

梶原室長が、慌ててステーションに駆け込んできた!

「救急車が来ます。裏から通すから、1階の受講生は、その場に待機させます。青野主任!救急車が見えたら、誘導して下さい!」


しばらくして、救急車が到着し、私は、救急隊の方を裏へと誘導。業務用のエレベーターに案内し、2階へと、誘導した。…PC科に人集りが出来ていた。ザワザワ…してる…。ら…河本主任…居ない…。中…かな?…。 救急隊員の方がストレッチャーを引きながら、中に…。固唾を飲んで見守ってると…。中から、ストレッチャーに寝かせれた男性と近衛部長が、出てきた。男性は、酸素マスクを装着されていた。…隊員さんと近衛部長は、エレベーターへと向かって行った。……しばらくして、救急車のサイレンの音が聞こえた。

…病院に行ったんだ…。近衛部長が戻って、PC科へと入って行く…。そして…河本主任が、受講生達に 「今日は、閉校します。改めて明日、再校します。」

と伝えていた。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ