お幸せに…
「…お引き取り下さい。…娘に会わないで下さい…。治療の妨げになるので…。」土曜日の午前中… 俺は、舞に会うため…ある施設へと来ていた。…舞の母親…貞子さん。なら…母親に…伝えた…。
「…舞さんを護る事は、出来ません。…今までありがとうございました…。と…伝えて下さい。」
「…分かりました…。」
…蟠りしかない…。けど…これで良かったのかもしれい。…。蒸し返して…しまったら…俺も舞も…辛い…。逃げたと言われても…仕方ない。…。施設から、出た時…何となく…舞が居そうな、病室の窓の方を見てみた…。すると…?!…舞?!…誰だ?隣に誰か立って…え?…白衣??。窓から…舞が、手を振っていた。隣には白衣をきた男性…。…そういう…事か…(笑)…舞が…幸せなら…それでいい…。俺は、施設を後にした…。…これから…本当に…俺の…恋愛が始まる…。だがその前に…。河本たちの結婚が気になっていた。今日あたり、河本たちのは、また出かけてるんだろうな…。しかし、伊原さんには、マジで悪い事をした。あの後…伊原さんと休憩中に。
「…加藤主任…しばらく酒禁止。オメ、酒にのまれやすい。やめとけな。あんときゃ急性アル中にならなくて良かったよ(汗)…。」
相変わらずの伊原さん。…まさか…あんなに日本酒が強いとも知らず…(汗)
「あの酒…通常の日本酒より度数、高いんだ。…だから、イッキやったら危なかったんだよ(汗)…ゆっくり飲んでたんだ。」
…なんか…母親みたいだ…(汗)…そう思ったていたのがバレたのか(汗) 伊原さん…。
「うちは、オメの母親じゃね。オメ、うちの上司だよね?…入ってまだ間も無い、うちが、なんで、こんなん言わなきゃならないんだ??…勘弁してくれ…。しっかりしてくれよ?頼むから(汗)」
いつの時代の女性だ…伊原さん(汗)
「…気を付けます…。それよりですね…。今度は、水没林見に行きませんか?」
「…いいね♪…楽しみにしてるよ。日にち決まったら教えてな。」
…本当に…自然が好きな伊原さん…。…変わってる女性だけど…好きだ…。