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シニガミ

あの後…俺らは、加藤主任をアパートまで送った。加藤主任の車も7人乗りの車で、加藤主任を後ろに乗せ、伊原さんが隣に。俺が助手席に…うみも後ろに乗った。「窓開けるよ。酒臭いべ?…青野主任…(汗)」 そう言って、車の窓を開けた伊原さん。

「一旦俺のアパートに寄って下さい。…うみさん、今日は、もう遅いから、私のアパートに泊まって下さい。明日送りますから。」 「分かりました。」

俺のアパートに着くと、先にうみを下ろして、加藤主任のアパートへと向かう。その間に、スマホでタクシーを呼ぶ。加藤主任のアパートに来てもらうように…。住所を伝えると、スグに分かったらしく、10分位で来てくれた。

加藤主任は、アパートに着いた事が解ると…フラフラと起き上がり、帰っていった(汗)

「金出しとっから、帰れ。後で、まとめて請求すっから(汗)」

代行代とおでん屋の金を、加藤主任の分も立て替えて払ってくれた、伊原さん。飲食代、15600円…。1人3900円…。安すぎる(汗) 代行代…2000円。と…「…つきちゃん、あの人、酒飲慣れてないのか?」

「多分。てか…弱いのに…うちの日本酒を飲んだ(汗)」 「…(汗)」 「お知り合いなんですか?」 「うん。…タクシー来た。」 「じゃ、また。」

駐車場で、立ち話を済ませ、タクシーへと乗る。「このアパートまでお願いします。」 「畏まりました。」 「その後、このアパートまで…。」 タクシーの中で伊原さんは、「加藤主任、明日出られっかな?」 「幾ら飲みました?」 「生3つと日本酒…コップ半分かな?…ビール飲む感じで飲んだからなぁ…(汗)…リバースしなきゃいいけど(汗)…まっかえってそっちがいいかな?」 と…アパートが見えてきた。「色々あったけど、楽しかったです。またやりましょう。今度は飲ませませんから(怒)」 …どっちが上司なんだか分からなくなってきた(汗)…アパートの駐車場で、伊原さんに、タクシー代を渡して、タクシーを見送った。…。酔った勢いとはいえ…ある意味…スゲェな…(汗)…翌朝…。


「…大変申し訳ありませんでした!!」


加藤主任は、焦りまくって謝ってきた。周りは何かあったのか?と…俺たちを見ている(汗) 加藤主任に場所変えて話さそうと…面談室へと行った。受講生には、少し待っててもらう。面談室に入るや否や…。更に平謝りを続ける加藤主任。俺は、加藤主任に、

「もう、大丈夫だから…。それよりな…。昨日…伊原さんに言った事…覚えてるか?」

加藤主任に尋ねた…。すると…


「…覚えてないです…。」


……(汗)……。


「…加藤主任…伊原さんにコクハクしてたよ?」



…茫然と…俺を…死神にでも会ったような…見たような目をして見ている加藤主任…(汗)














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