見えない所で…
…菊池さんは、ことある事に…声をかけてくる(汗)
梶原室長の目を盗んで来るのか…しょっちゅう、業務課に来ては、私の業務を妨害していた(汗) その度に、村木さんが追い払ってくれていた…。本当に困っていた。…ら 河本主任に相談しようとしたけど、奥さんいる手前…言い出せずにいた。…どうしよう(汗) ずっと悩んでいた。4月11日金曜日…。とうとう…菊池さんが私を…。それを助けてくれたのは、河本主任と加藤主任…施設長だった。この日の退勤時…。菊池さんから、声をかけられた。この日の業務課の鍵を掛けるのは、私。そこに菊池さんが、来て、至急使う物があるからと…。鍵をかける前の…室内に…物品を取りに戻る。菊池さんも後ろをついてきた…。
「えっと…。」 電気を点けようと…倉庫の電気のスイッチに手を掛けた…その時!
「…青野主任…!好きです!俺と付き合って下さい!」
いきなり後ろから…抱きつかれ…そして…
「…我慢出来ません…ここで…抱きたい!」
押し倒され……咄嗟に悲鳴を上げた!!
「離して!!誰か!!!助けて!!!」
恐い!!助け…
「うみ!!」
…この…雷斗さ…? 薄れてく…意識…
気が付いた時…私は、業務課の休憩室のソファに横たわっていた。隣には…雷斗さん…加藤主任…と…施設長…?
「…うみ。…大丈夫?…。」 「…は…い…。」
「…たまたま、施設長が、業務課に用があって、いらした所に…うみの声が聞こえて…俺らも帰る時に…じゃなきゃ今頃…」
震えて…泣きそうな声の雷斗さん。
「青野主任、無事で良かったです。」
「青野主任…すまない。もっと、気を付けなければならなかった…。菊池は、警察に突き出す。このまま野放しには、させない。この施設からの被害届だから、青野主任は、大丈夫。何も、心配要らない。」
「…ま…待って下さい…。」 慌てて、施設長を止める私。
「PC科の城島さんを…呼んで頂けませんか?…菊池さんの奥様です。」
「え?!」 ら…河本主任と加藤主任。すると…
「…分かりました。今、菊池は、梶原室長と近衛部長と福山課長と会議室3にいる。…。電話借りるよ。」
そう私たちに…話して…すると…
「青野主任!!」
近衛部長と…?…誰だろう…? 私と同じ位の…女性 …。小柄な方…。私が居るソファに近寄り…そして…
「…主人が…大変申し訳御座いませんでした!!」
土下座しながら、私に謝ってきた…その方は、菊池さんの…。




