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家族風呂

「お風呂に行く前に浴衣を選びたいです。」 「エレベーターの前にあったな。行こうか。」 「はい♪」 そう言って、部屋を出ようとした…ふと、下駄箱の上にあった案内。「部屋の…コレをかけて置こう。」 部屋から出て鍵をかけ…片付け不要の札をドアノブにかけた…。”…これで…入って来ないか…”と思いながら、エレベーターへと向かう…。浴衣があった…。「…うみは…青や緑も合うけど…この浴衣がいいな。」選んだ浴衣は、白地に濃い紫の花をあしらった浴衣。帯は暗めの紅…。「…てっせんですね…。」 「…てっせん?」 「…花の名前です…。綺麗な浴衣ですね♪」 その浴衣をレンタルする事にした…。1度フロントによる…と…。「…畏まりました…。お着付けのお時間は…。後…家族風呂の…ご一緒にお入り頂けます。」 …「うみ…?どうする?」 「…(汗)」 「…じゃぁ…流れ星の湯で…今から空いてますか?」 「…はい。空いてございます。1時間、千円になります。ご精算時にご一緒にお支払いください…。こちら鍵になります。ごゆっくりどうぞ…。」


《家族風呂》

浴衣を持ったまま…まさかの家族風呂…(汗)…雷斗さんと…一緒に…(汗)…地下1階へエレベーターで向かう…。ど…どうしよう(汗)…流れ星の湯…。鍵を開けて、中へと入ると…。広い脱衣場に、洗面所が2ヶ所。アニメティも充実していた。ベビーベッドに体重計…。「…うみ…。入ろうか…。」 「…は…はい(汗)」 服を脱いで、前をフェイスタオルで隠して…浴室へ向かう…。広い…大きな檜で出来た湯船…。左側は、寝湯になっている…。シャワーは1つ。ボディソープ、シャンプー、コンディショナーが…。掛け湯をし…浴槽へ…タオルを1度、取って…体育座りで湯船に浸かる…「…気持ちいいな…。」 「…本当に…♪」「うみ…背中流そうか?」 「…え?!…」 …。そう話して…浴槽から、上がり…雷斗さんは、私をシャワーの前に座らせ…「お湯…かけるよ…。」 「…は…はい(汗)」 シャワーの温度を確認すると…、足元からそっと…お湯をかけていく…。「…浴用…」 「…手で洗いたい…。」 「?!」 そう言って…雷斗さんは、ボディソープを手に取ると、泡立て始めた…。「…背中…洗うよ…。」 「…はい…(汗)」

項から泡をつけて…ゆっくりと…背中にかけて、手で優しく、撫でる様に…大きくて…温かな手…。「…うみ…前も洗いたい…。」「ま…ま…前は…」 「こっち向いて…。」 そう言って、私を雷斗さんの方を向かせて…「…タオル…どけて…?…洗えない…。」 …

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