同級生
…宿で…まさかの、ゆみとあった…。中村ゆみ…。俺の同級生で幼なじみだ。そして…ファーストキスの相手(汗) 何故、ゆみが此処に？…。と思って居ると…「…結婚してこの地域に住んでるの…。今は、野中ゆみ。…そちらは？」 「…妻だ…。」 「…え…？」「え？！」
《同級生》
ら…雷斗さん…今…なんて…？！？…動揺を隠し切れない私…。と…「…お部屋の準備が整いましたので、ご案内致します…。こちらです…。」 「…ありがとう。」 ら…雷斗さん？…「…うみ…行こうか…。」 「お荷物…」 「いい。俺が持つから(怒)」 …なんか…雷斗さん…怒って…る…？…目が…怖い…(汗) 中居さんに案内され、エレベーターへと向かう。「お部屋は3階になります。どうぞ…。」 エレベーターへと乗る。3階へと向かう。「大浴場は、１階、地下１階には、全部で4つ家族風呂がございます…。どうぞ…。お部屋はこちらです…。」 お部屋に案内された。305号室…。ドアを開け、お部屋の中へ…。和室のお部屋…。床の間には、掛け軸と香炉…。掛け軸には、書が…。と…「御夕飯は、2階で6時からになります。御朝食も同じ場所になります。御夕飯は…」 「…うみ、6時半でいい？朝は7時半でいい？」 「はい。」 「…かしこまりました。」
「…後は、自分達でしますので、下がって頂いて結構です…。」…ら…雷斗さん…？(汗) いつもは、持っと優しく伝えるのに…凄く、冷たい…言い方…(汗)「…畏まりました。御用際は、そちらの電話で、フロント7番におかけください…。失礼致します。」
そう…伝えて…中居さんは、部屋を後にした…。ドアが閉まる音を確認すると…。雷斗さんが…私に近寄ってきて…ギュッと抱き締めた。
「ごめん……驚かせてしまったね…。うみ…。…あの人は、俺の小・中の同級生で幼なじみなんだ…。付き合ってはいない。ただ…。いや…なんでも無い。…。とにかく…うみは…」 抱き締めていた、私を離し、玄関に通じる襖に気配を隠すように近寄り…ガラッ…と…襖を開けた。「…何をしているんですか？…」 低い怖い声…。すると…「…い…いえ…こちらをお持ちしました…。」 受け取る雷斗さん。「レンタル浴衣の予約…うみ…浴衣、レンタル出来るって。俺がまた選ぶから、来て欲しい。」
「分かりました。」 「書いたら、フロントに持って行きます。」 「畏まりました。…失礼します。」 …慌てて、出ていく中居さん…(汗)
