酒豪
つきちゃんのアパートに来た私…。まさか、うみちゃんと、同じアパートだとは、思わなかった(汗)…。うみちゃんと河本主任。加藤主任といっちゃん、まきちゃん、英くん達を誘ってのおでんパーティをつきちゃんのアパートでする事になった。加藤主任とつきちゃんに、紹介した、河本主任。「こちら、秋田まきさんと秋田 英君。まきさんは、うみさんの親友で、英君は、俺の親友です。」
「加藤朔夜です。河本主任と同じ部署で働いてます。よろしくお願いします。」 「伊原つきです。加藤主任と河本主任の部下です。よろしくお願いします。」 「秋田まきです。よろしくお願いします。」 「弟の英です。よろしくお願いします。」 「…やっぱり兄弟がァ…。もしかしたら？って…。」 と伊原さん。「え？…分かるんですか？」 うみちゃん…。「…目つき一緒。」 とつきちゃん…。「似るよね～…兄弟って。」 まきちゃん…。「けいちゃん、伊原さんと知り合いだったんだよね？」 とうみちゃん。「…うん。つきちゃん、話していい？」 「…ん…？うん…。」 瓶からお酒を注ごうとしているつきちゃん…と、「…注ぎますよ。」 と加藤主任…。お酒を注いでもらい…今度は…「ありがとうございます。加藤主任もどうぞ。」 と、ビールを手にしている、つきちゃん。「つきちゃんと私は、前の職場で一緒だったの。私が看護師で、つきちゃんは、看護補助者だったの。」 「？看護…補助者？？」とみんな…。「看護師が使う必要な物を、セッティングや補充してくれたり、患者さんが入退院の時のセッティングや片付け…後、介助なんかも…してたの。」「…前の仕事は、ここ以上にハードだった。だけど…いい経験が出来た…。」 そう話して、玉子を口にするつきちゃん。「……蛍さんと近衛部長が、うちの元上司。だから、ビビったよ？…面接来たら、いんだもん。あっちも気が付いてた。」 「マジで？！近衛部長も看護師だったの？！」 と河本主任と加藤主任…。うみちゃんも驚いていた。…「…近衛京子看護部長…。」 と、つきちゃん。「…つきちゃん、平澤って覚えてる？」 「…？…ひら…あ！平澤つぐみ！覚えった…。…アイツのせいで…ヤバかったんだよ？うち…(怒)」 「…やっぱりね…。ココ辞めて、戻って来たって…前の同僚がメールで教えてくれて知ったの。」 「…マジかって…え？…ナニ？！…ここにいだったんが？！あのマト…(汗)」 とつきちゃん。「平澤つぐみ…って、あの…平澤？」 「…マト？」と河本主任とうみちゃん。「…マトはあだ名。マトリョーシカみてぇな体型、してっから。…マトのせいで、ヤバかったんだ。拒食になって。やっと最近、食えるように、なったんだ。」 「…ここでも、やったんだよ。」 「…大迷惑な勘違いだべ？…あんげな、いらね。大体、いね方が、回ってる(怒)…もう…仕事の話はやめっぺ…せっかくのおでんや酒がダメんなる(怒)」…そう言って、つきちゃんは、お酒を飲んだ。…「しかし、強いですね？伊原さん。」 とまきちゃん。「元々は、ジンのストレートだったんですが、飽きて日本酒にしました。…まきさんも、かなり強いですね？…ビール、6本目ですね。英さんは、ワインになったんですね？」 「俺は、最初は、ビールで、後はワイン。河本君は、運転だから、ノンアルコールビールだけど、ずっとビール。」 「へ～…加藤主任は？」 「俺は、ビールから、缶チューハイです♪」 「けいちゃんは…カクテルだったね(笑)…青野さんは？」 「私、アルコールダメなんです。」 「そうなんですか…。あ、なら…」 とつきちゃん…。炬燵から出て、台所へと向かった…。
