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しばらく…

インフルエンザの警報が、いつ解除になるのか分からないまま…あれから、数週間が過ぎた。今日は、2月13日…バレンタイン前日…。夕方…仕事から帰った後、私は、明日のバレンタインデーに雷斗さん渡す、チョコプリンを作っていた。普通に、買えばよかったかなぁ?…なんて思いながら、プリンを作る。今回は、蒸さずに、冷やして作る事にした。湯煎したチョコに温めた牛乳と砂糖を入れて…そこに、といた卵と合わせる…。溶かしたゼラチンを混ぜて…。茶こしでこしながら…器に移して…冷蔵庫で冷やす…。…初めて作るチョコプリン…。上手く出来るといいけど…(汗) と…スマホがなった。雷斗さんからだった。「…うみ?今、終わったよ。」 「雷斗さん…お疲れ様です。」 連日残業の雷斗さん…。「遅れた分の受講をしているからね…。でも、何とかなりそうだよ。これから、年度末で、更に忙しくなるからね(汗)…」 「そうですね…。業務課も段々と…」 などと電話で話していた…。と…雷斗さん。「うみ、明後日なんだけど…」 「…?…明後日?」

「…いや…何でもない。じゃまた明日。」 と…雷斗さんの電話は、切れてしまった…。


《しばらく…》

PC科でも、感染予防の為に、休憩室は、2名まで…。なので、休憩室と会議室1、後は、早休憩と遅休憩に別れて、休憩を取ることになっていた。俺は、加藤主任と早休憩…。今日は、バレンタインデーの前日…。加藤主任は、ジッと俺の弁当を見ていた。今日の俺の弁当は、鳥の唐揚げ、レンコンとはんぺんの挟み焼き、ほうれん草の梅おかか和え。別のカップには、アボカドとミニトマトとミニモッツァレラチーズのサラダ…。小さなイタリアンドレッシングも付いていた。デザートにイチゴ…。鳥からを1口…。美味い。…黙々と食べていた…。すると…


「…青野さんの手料理、マジ美味かったです…。初詣に行きましたか?」 と加藤主任。

「行かないよ。正月は俺のアパートで青野さんとテレビ見てたり、映画見てたよ。流石に正月の気分じゃ無かったからね…。」

「…青野さん暮れ、河本主任のアパートに泊まったんですか?」

「…泊まった。暮れに、手まり?寿司と煮物と…元日の夕飯に、おでんとチャーシューを作って…」

そう話した途端…


「!おでん?!チャーシュー!!…マジっすか?!…俺も喰いてぇ!!…」

「…コンビニにあるよ?」

「それは、知ってます!!…青野さんの手作りおでん…。」

「…聞いてみるよ(汗)」

「マジっすか!ありがとうございます♪」

…。うみ…作ってくれるかな?…おでん…作るのって大変そうだけど(汗)…。と…。その日、俺は、仕事が終わってから、うみに電話した。「明後日…いや…何でもない…。また明日。」 そう言って、スマホを切った…。言えない…。実は…加藤主任が…「…クリスマスも帰省も出来なかったから、飲み会したい!!」 …この状況でか??…。と思った…(汗)

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