帰省
インフルエンザになって、4日目…。薬が効いてるのか、熱は下がっていた。食欲も戻った…。ただ、咳だけが残っている。さっき…時間は、11時30を過ぎたあたり…。河本と青野さんから、差し入れを2回貰った。河本は、スポーツドリンク。青野さんからは、鶏団子の野菜スープ、煮玉子、カボチャのそぼろ餡掛け…。アスパラとベーコンの炒め物…。スープは、耐熱の容器に入れてあった…。このまま、レンチン出来るとか…。じゃがいもを食べた。柔らかくて美味かった。カボチャは、甘さがあって餡が良くあっていた…。そぼろ餡…残ったそぼろ餡を、パックのご飯にかけて喰ってみた。イける!パックのご飯を喰って、薬を飲む。炬燵に入り、テレビを観ていた。
「帰省ラッシュ…。インフルエンザ警報…薬足りず…。1日あたりの平均…保健所…医療機関も…」帰省…。薬…足りないのか…。
ニュースを見ながら、差し入れのスポーツドリンクを飲んでいた。これじゃ…帰省は無理…。…もう少し、寝るか…。 テレビを消して、そのまま…とスマホがなった。誰だ?…母さんからだった。「はい…。」 「あ、朔夜?…どうしたの?具合悪い?声が変?」「…インフルエンザで仕事休んでる。」 「え?!朔夜も?…明里もなのよ…。やっぱり流行ってるのね…。これじゃ、帰省は、無理ね。病院行ったの?」 「うん…。帰省は出来ない。病院行った。薬貰った。」 「そう。貴方、具合悪いと何も食べなくなるから。ちゃんと食べなきゃダメ!…いいね。…それから、炬燵で寝ない事!いっつも炬燵で寝ちゃうから!…あ、帰省しないなら、星屋の笹かまぼこ送るわね。…聞いてるの?!朔夜!!」 ……「…聞いてるよ…。ありがとう。明里、大丈夫なのか?」
「熱が高くてね。さっきやっと下がったところ。まだ薬が効いてるから、寝てる。あ…コラ!!ダメ!」 イキナリ耳元で怒鳴られた「…?どうしたの?」 「アルが、テーブルに…!…じゃぁ、ちゃんとしないさいね。またかけるから!」…言うだけ言って、切れた電話…。「…明里もか…寝るか」…。明里は、俺の5つ下の妹…。アルは猫だ…。…。口煩い…けど、心配してくれてんだな…。そう思いながら、ベットに入り眠りについた…。午後3時…。起きると、少し、咳もマシになっていた。「…少し、作れそうだな…。」 …。ようやく、自分で飯を作る…。…後で、河本と青野さんに礼を言わなきゃな…。しかし…。河本のメールに、伊原さんが凄かったとかって、着てたけど…どういう事なんだ?…。そう思いがら、飯を作った。




