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感染

突然、伊原さんが、「河本主任の彼女が?」 とう…青野さんに尋ねた。青野さんは、驚いている…。

「…なんで…?」 今日も、眠そうな顔をしている伊原さん…。と…。「…青野さんのアパート。青野さんの車。うちの駐車場。」 そう話した伊原さん…。「…!??!…あ!!……もしかして…あの…ライムグリーンの車の?」と、俺…。 「……そうだよ。」 と伊原さん。「…え?だって…え?…髪…。」 と…青野さん…(汗)「火曜日に切った。…。限界だったから。」 ……。と「おはよう…ございます。」 と田山さんが出勤してきた…(汗) 「おはよう…ございます…田山さん…。」 …?…田山さん、いつも元気な挨拶をして入って来るのに…。なんか、いつもと様子が違う…?「…ふぅ…」 と朝からため息…(汗)…どうした?田山さん…。クリスマス…なんか…と思っていると…。スっと、田山さんに歩み寄る伊原さん…。「…田山さん…。」 そう声をかけた…。田山さんは、そっと伊原さんを見上げた…。その顔は…何処と無く、具合が悪く見えた…。そして、「ちょっと、おでこと首触りますよ…?」 そう田山さんに断りを入れてから、そっと、田山さんのおでこに触れる伊原さん…(汗)…。い…一体…どう? と思った瞬間。


「…何時からですか?…熱は?」 え?熱?…と俺…。

「…今朝はなんとも無かったんですが…ここに着いてから、急に、”怠く”なって…」 え??

「……河本主任…。」


そう俺の名を呼んで振り返った伊原さん…。…え?!青野さんも驚いていた。…さっきまでの眠そうな顔つきとは裏腹に、別人に…。眠そうな目は、パッチリ二重…。意志の強い目をしていた。


「……田山さん、早退させて、すぐに医療機関を受診させてあげてください。インフルエンザの可能性があります。」


「田山さん、家族の方や友人の方にインフルエンザに感染された方はいますか?」

「…いません。」

「では、人混みの多い所には、行かれましたか?」

「…行きました。火曜日に、えい」

「場所は、大丈夫ですよ。行かれたんですね?」

「…はい…」 と田山さん…。すると、伊原さん…。

…24時間は経っている…。間違いない…かもな…。と伊原さん…(汗)「…河本主任。介護福祉士科の”根岸さん”を呼んでください。介護福祉士にある、体温計も一緒に持って来てください。後、近衛か…いえ、近衛部長に連絡を…。」 と…伊原さん。「…あ…はい…分かりました。」 「…青野さん、業務課に連絡して、”ある物”を至急、発注をかけてください。紙に書きますから。早急に手配を…。」 「…あ…はい…分かりました。」 と…伊原さん。そして…田山さんを見た。

田山さんは、震えていた…。


「…寒気…。悪寒ですね。…熱が上がるな…。…。マスクは、持ってます?」

「…あります。」 「着けてください。それと…田山さんが受講された、方のリスト、見せてください。」


そう田山さんに話す、伊原さん…。俺は、この後、すぐに、介護福祉士科の根岸さんを呼びに言った。事情を話すと、根岸さんは、マスク着け、体温計と、”ある物”を持って、PC科休憩室へと来てくれた…。



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