警報
業務課に寄った私。業務課のドアを開けると、近衛部長と福山課長が何やら、相談をしている…。どう…? と、思っていると、近衛部長と福山課長が私を見て、同時に声をかけた。「あ、おはようございます!青野さん。今日なんですが、4時間をPC科、3時間を業務課の掛け持ちでお願いします。」 と近衛部長…。と「村木さんと和泉さん、後、赤木さんもインフルエンザで休みなんです。なので…すみませんがお願いします(汗)」 なんと業務課でも…(汗)…。「分かりました…。4時間の3時間ですね。」 「PC科で休憩を含めた4時間です…。よろしくお願いします…。」 と近衛部長…。「分かりました。では、PC科に向かいます。」 「青野さん、このマスクをしてください。」 近衛部長から差し出されたマスク…。「サージカルマスクです…。」 「サージカルマスク?…分かりました…。」 「”伊原さん”に感謝ね。すっかり忘れてたの…。」 と近衛部長…。…近衛部長と福山課長に頭を下げて、PC科へと向かう。2階の廊下で、けいちゃんと、あの方が何やら、話しをしていた。2人共、私と同じマスクをしている…。「けいちゃん!おはよう!」 私が声をかけると…「んじゃ、またな…。」 と…その方は行ってしまった。「おはよう!うみちゃん!インフル大流行!警報出てるって!学校も、病院も、ヤバいみたい(汗)」 「けいちゃん、どうして、知ってるの?」 「昨日の夕方の県内ニュースで、言ってたよ?…見てない?」 「昨日は、ちょっと出かけてて…。」 「そっか…クリスマスだもんね♪…河本主任と?」 「うん♪」 「良かったね。あ、また後でね。」 「うん♪」 そう言って、けいちゃんと別れた…。PC科の休憩室に行くと…河本主任と…?…?!…あの方がいた…!…。河本主任が、私に気付いて、声をかけてくれた。「おはようございます!青野さん!…ヘルプ、ありがとうございます!」 「おはようございます。河本主任。…。今日…」 「近衛部長から、先程、内線がありました。休憩を含めた4時間ヘルプと…助かります。よろしくお願いします…。」 そう言って、頭を下げた。そして、「田山さんは、これから…あ、”伊原さん”…。」 そう言って、あの更衣室であった方を呼んでくれた。そっと、近寄って来る、伊原さん…。「こちら、今週の月曜日に入られた、伊原つきさん。」 「……伊原です…。よろしくお願いします…。」 と、私に頭を下げた…。「こちら、青野 海さん。業務サポート課の方です…。」 と河本主任。「業務サポート課の青野です…。よろしくお願いします…。」 そう挨拶をした途端…!
「…河本主任の彼女が?…。」
……?は……?…。今…何と?




