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クリスマス・プレゼント

雷斗さんが予約してくれたお店は、花公園から近いイタリアンのお店。「いらっしゃいませ。」「予約した河本です。」 そう店員さんに伝えると、「お待ちしておりました。コチラです。」と案内してくれた。静かな個室…。席に着くと、お水とお手拭きを持ってきた、店員さん。「メニューが決まりましたら、ボタンでお知らせください。」 そう伝えて、席を離れた。雷斗さんとメニューを見た。「俺は、ラザニアのセットにしよう。後、ノンアルコールワインの赤」 「私は、魚介類のリゾットのセットにします。」店員さんに注文し、しばらく待っていた時…「うみ、コレ…。」 雷斗さんからのクリスマス・プレゼント…。「…ありがとうございます…。私からも…。」 プレゼントを雷斗さんに手渡した…。「…マジ?…開けていい?」「はい…(汗)」

き…気に入ってくれる…かな…?…ラッピングを開けて、キーケースを見た瞬間。「うみ、ありがとう!今から使うよ!」 「…はい♪」 とても喜んでくれた。私も…「失礼します。ノンアルコールワインです。」 店員さん…。「セットの方はもうしばらくお待ちください。」 店員さんが出た後に、私もプレゼントを開けた…。その様子を緊張した面持ちで見ている雷斗さん…。「…わぁ…可愛い♡…ありがとうございます♪雷斗さん♡」 可愛い、スノードーム♪…「…気に入って…くれた?」 「はい♪」可愛い…。スノードームをずっと見ていた…。「…キレイ…」 と

「お待たせいたしました。ラザニアのセットです。」 先に雷斗さんのが…と「お待たせいたしました。リゾットのセットです。」 2人の店員さんが、同時にセットを運んでくれた。「ごゆっくりどうぞ。」


《クリスマス・プレゼント》

個室に入り、うみにクリスマス・プレゼントを渡した俺…。「…気に入ってくれるかな…?」 女…まして彼女にプレゼントなんて、何年としてないし…。沙織にでさえ、こんな事しなかった…。沙織に送ったプレゼントは、ワインなんかが多かった…。なんて思っていると、「私からも…。」 とうみ…。「…マジで?…開けていい?」 めちゃくちゃ嬉しかった。包みを開ける。シンプルな、黒のキーケース。「うみ、ありがとう!今から使うよ」…そう言って、鍵をキーケースに付けた。うみも俺が送った、プレゼントを開けた。「わぁ…可愛い♡ありがとうございます♪雷斗さん♡」…ずっとスノードームを見ている…。軽く振って、中の雪を降らせる…。「…キレイ…。」 うみ…。こんなに気に入ってくれるなんて…と思っていると、料理が届いた。ラザニアに、サラダ、スープのセット。うみのは、魚介が入った、リゾットとサラダのセット…。2人で、ノンアルコールワインを乾杯し、早速食べ始めた。ラザニアは、熱かったが、冷えた身体には、丁度良かった。「美味い。」「美味しい♪」 2人でゆっくりと食事をする。食べ終えた頃に、「デザートのティラミスです。」

このティラミス…。コーヒーとよく合う。と思いながら、うみと2人で食べた。食べ終えると…。

「うみ…泊まる所に行くよ…。」

そう、うみに伝えた。

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