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花公園へ

午後2時に雷斗さんのアパートを出た雷斗さんと私。天気は晴れ。「高速通って行く?」「下道で大丈夫です。」 最近、開通した高速道路。でも…せっかくだから、下道をゆっくり行きたい。雷斗さんが運転する車の中で、おしゃべりをしながら、花公園へと向かう。「多分、2時間くらいだから、丁度だね…。」 「とても楽しみです♪ずっと行きたかったから…。」「夜飯は、予約しておいたから。」え?!…。驚く私。雷斗さんいつの間に?…。「あ…ありがとうございます…。」 …こんな…いいのかな?…。あまり恋愛経験が無い私には、驚きでしか無かった。イルミネーションを見終わったら、何処で食べよう?なんて考えていたから…。途中、コンビニに寄って、紅茶を2本買う。花公園まで、後1時間位…。楽しみ♪


《花公園》

途中コンビニで、うみが紅茶を買ってくれた。俺はホットのストレート。うみは、レモンティー。「行くよ。」 「はい♪」そう言って、コンビニを後にした。ここから、車で1時間。と…うみが…。「そう言えば、PC科に新しい方って、髪が長い方ですか?」 「?そうだよ?」 「今日、村木さんに聞いたんです。」 「そうなんだ…。なんか…変わってる?感じの人だよ…(汗)」 「そうなんですか?」 「それと、”白い悪魔”食ってた…。俺もまた貰ったよ…。」「…あのお菓子、限定ですよ?…行ったのかな?」 「今はネットでも…」 そう話しながら、花公園へと向かう。花公園に着くと、平日にも関わらず、人が多い…(汗) ニュースで大々的にやっていたからか?…時間は16時20分…。この時期は、日暮れが早いから、既にライトアップされた、公園に足を踏み入れた…。「…綺麗…。」 「うん…スゲェ…。」 花壇には、何千、何万のLEDライト…。それが、張り巡らしてあって、花の様に見えた。…。しばらく、公園を歩いて、目当ての藤のトンネルへと向かう…。「すご~い!綺麗!!」

「うん…。」 驚いて、言葉が出なかった。長い藤のトンネルを、白と青のライトが藤の花の様に、ぶら下がり…そのコントラストが、凄く良かった。

トンネル内を歩く…。「…素敵…」 「ここ、春も来ていいな…。」 「また着たいです♪」「来よう!」 そう言って、しばらくイルミネーションを見ていた。…。イルミネーションを見終わり、車へと戻る…。時間は夕方6時。丁度いいな。「うみ、食事に行こう」 「はい♪」 そう、うみに言った。…春、また来よう…。そう思いながら、花公園を後にした。

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