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なれ

うみがプリンを作っている間、俺は、その作りた方をジィ~と見ていた。プリン液を作って…?あ、あの小さなザル…。茶こしとか言った?…。その茶こしに液を器に流して…蒸して…。時間を見ながら作っていく…。と…。ていうか、プリンの液ってフレンチトーストと同じ液なんだな…。「プリンは、出来ました。…お昼は、ご飯がいいですか?麺類がいいですか?」 そう尋ねたうみ。「…ご飯かな…。」 時間をみる。「分かりました。」 そう言って、うみは、米を…?…ザルとボール?…?。「しばらく吸水させますから…。出来上がりは12時30過ぎかな?」 と俺に伝えてきた。そして…「おかずを作ります。えのきと豚バラを使います。後は…。」

材料を揃えた。「雷斗さん、作ってみませんか?」

「…やる!」 そう答えて、俺は、手を洗った。…。まずは、えのき…手で割いて…。後は、豚バラ。長い…。これは、半分に切って。後は、小麦粉…。これは、あっても無くてもいい…。とうみ。…クルクルと巻いていく…。フライパンに油を少し…。焼いていく…。「味付けは、塩コショウ、醤油、ポン酢…どちらがいいですか?」 とうみ。「醤油かな…?」 「分かりました♪」 …俺のアシスタント見たいだ…。料理が不慣れな俺…。でも、うみが教える料理は、本当に簡単な料理。すると…「雷斗さん、包丁になれれば、出来ますね。」 そう言って、味付けをした。出来た料理は、カウンターにフライパンのまま、置いて置く。食べる時、軽く温めるらしい…。次は、味噌汁。うみは、冷蔵庫から、油揚げを取り、少し余った、えのきと…。えのきと油揚げの味噌汁…。「そろそろ時間。」 時間を見て、棚から、何かを取り出した。…?…土鍋…?…。うみは、水に付けていた、米を土鍋に入れると、その土鍋を火にかけた。この間に…「作り置き、作っちゃいましょうか…。」 と1品目を作る。ほうれん草の胡麻和え…。その後、米が炊けるまで、作り置きを作っていた。

「煮物は、後から」 その…手際の良さ…。ジッと見ていた。すると…「だんだん、なれていきますよ…。お料理、もっと上手な方、います。」 そう話すうみ…。”…どこが…”だなんて思っていると…。「…炊けましたね。」 土鍋の火を止めた。「雷斗さん、炬燵のテーブルを拭いて下さい…。」 俺は、うみに、言われた通り、炬燵のテーブルを拭いた。鍋敷きと茶碗と箸を持って来るうみ。それをテーブルにセットした。作った料理を軽く温め…盛り付けは、俺…。「そろそろですか?」

「うん。出るよ♪」 そう言って、うみは、俺が盛り付けた料理を運ぶ…。土鍋も運んだ…。「…あ、雷斗さん、卵かけご飯も食べます?」 「…食べたい!」

卵も用意してくれた…。今日の昼メシ…。えのきの肉巻き。えのきと油揚げの味噌汁。後は、大根の柚子漬け…。ご飯は、土鍋で…。シンプルな昼メシ…だけど…な、なんか…スゲェ…贅沢してる気分。 なんて思っていると、

「冬の贅沢…かな?」 と、うみ。冬で巣ごもり見たいになっていた俺たち…。束の間の幸せを、噛み締めている。…「美味い!」 「おいしい♪」 2人で食べるご飯…。と…「明日は、私の車で、ドライブにでも行きます?」 とうみ。「いいね。何処に行きたい?」 すると…「…遠出してみようかな?」 と…。こんな冬に?…。なんて思っていると…。「…冬のお魚が食べたいなって。」 冬のお魚?…。と…思っていると…「でも…イルミネーションも行くし…。」 「行こうよ!俺、運転するよ!」 そう、うみに伝えた…。

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