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行きたい場所

仕事を終え、アパートに帰宅した私…。寝室の電気だけ、つけて、出勤した。…。「ただいま…。」

誰も居ないハズの部屋に、声を出して入る…。そうすると、少し落ち着いてる…。コートを脱いで、寝室へと向かう…。引き戸をそっと開けた…。誰も居ない…。ほっと胸を撫で下ろす。帰りは、吹雪が止んで、星が見えていた。スゴく寒くなりそう…。なんて思いながら、夕飯を作る。今日は、カレー…。にんじん抜き…。後は、カプレーゼを作る…。最初は、サラダから作った。包丁…切れなくなってきたなぁ…などと思いながら、材料を切っていく。下拵えは出来た。サラダを、キッチンのテーブルに置いて…カレーを作る…。材料を炒めて…。煮込みに入る…。だいたい、煮込んで…カレー粉を入れる。顆粒で便利…。少し煮込んで…。と…スマホが鳴った。雷斗さんからだった。電話に出ると、車のエンジン音が聞こえた。

「うみ?…今終わったよ。今日、加藤君から、聞いたよ。村山さんの件…。」 と、加藤君の話しを私に伝えてくれた。「…申し訳ありませんでした…。と…謝罪されたよ…。俺も、礼を言ったよ。うみを助けてくれてありがとうって。」 「……分かりました…。雷斗さん、加藤さんに、伝えてください。助けて頂き、ありがとうございました…と…。あ、いけない!焦げちゃう(汗)」 「?…何か作ってたの?」 「夕飯にカレーを作ってました。」 と、雷斗さんにつ…「!カレー!食べたい!!…」

「……食べに来ますか?…。にんじん抜きのカレーですけど…(汗)」 「行く!!やっと、フロント溶けたから、今から行くよ!…待ってて。」 そう言って、電話が切れた。…。雷斗さん、いっぱい食べるかなぁ…?なんて思いながら、待っていると…。スマホが鳴った。雷斗さん?「…駐車場が…無い(汗)」 駐車場…?…あ!忘れてた!!今、駐車場が無いんだった。慌てて外に出た…。私の車を移動した。すっかり忘れてた…。雷斗さんの車は、ファミリーカー、私は、軽自動車…。1番端の邪魔にならないスペースに…何とか停められた…。私の車を停めてた場所に、雷斗の車を停めた。車から、雷斗さんも私も降りて、アパートへと向かう…。2人して「さ…寒かった~…。」 やっぱり、気温が下がっていた…。「…うみの部屋温かいね…。カレーのいい匂い…。」 雷斗さんが、手洗いうがいを洗面所でして貰ってるうちに、炬燵へと、夕飯を運ぶ。雷斗さんが戻り、2人で炬燵に入った。

「美味そう!いただきます!」 「いただきます♪」 2人でカレーを食べる。「美味い!久々だよ!カレー。」 と言いながら、あっという間に食べちゃう雷斗さん 「おかわりありますよ?…」 と、尋ねると…目が輝く雷斗さん。「おかわり♪」と、カレーの器を私に差し出した。「…好きなんだなぁ♪」 と思いながら、おかわりを持っていく。

「うみのカレー美味い♪…あ、そうだ。うみ、クリスマスどうする?」 と雷斗さん。「…。雷斗さん、私、クリスマスに行きたい所があるの…。」 「?…何処?」 「…イルミネーション…。」 「…イルミネーション…?…あ、もしかして、アレ?…」 と雷斗さん…。コクリと頷く私。


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