表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
179/808

視線

舞が入ってきて、2、3週間が経った、12月の頭…。PC科に荷物を届けに、廊下にいた、青野さんが浮かない顔をしている。と…河本が、青野さんに声をかけていた。そっときき耳を立てる俺…。すると…。


「…なんか…最近、変なんです。…。」…。


…?…まさか…?な…。と…思った。その夜、河本に電話した。舞の件を話すために…。河本は、今日も、職場で、彼女から渡された、夜メシを、コイツのアパートで喰って、独りゆっくりと過ごしてやがる(怒)…俺だけが、焦っているのは、分っているが、コイツの甘え?には、ムカつく。まぁ俺の嫉妬だが…。


「河本主任…最近、なんか、変わった事無いですか?…。」

と河本に尋ねた。すると…。


「俺は、別に…?…あぁ、でも、うみ…いや、青野さんがなんか悩んでたな?」


今…うみって…?…呼び名がし…。


「あの、青野さん、何かあったんですか?…」…と…


「今日、PC科に荷物を届けに来た時、俺、廊下で、うみ…じゃない、青野さんと、バッタリあったんだ。彼女、なんか、浮かない?いや、悩んでて、話しを聞いたら…最近、視線を感じるって。後…。」


後…?


「なんか、その、村山さん?にやたら、ベタベタされる…とか?…特に、”髪の匂い”を嗅いでくる…と…。」


…。ヤバい…。河本じゃなくて、青野さんにヤッてる…!!…アイツの癖に、匂い嗅ぐ癖…。俺は、河本に…。


「…村山さん、気をつけてください…。彼女、危ないんで…。」 そう伝えた。すると…


「…?…危ないって何が…ていうか、加藤君、村山さんと知り合い?」


俺は、河本に今までのアイツとの関係とアイツの癖?を話した。黙って聞いている河本…。すると…


「…怖ぇよ…マジで…。よく、付き合ってたな…。ていうか…村山さんて、仕事してなかったのか?…」


「そこなんですよ…。何故か知ってるです。」


それが余計、恐かった。今でも解らない…。


次の日…。青野さんは、さらに悩んでいた…。青野さんが2階ステーションに、荷物を届けに来いた。廊下に出てきたとこを見かけ、声をかけた。プリンのお礼を言うために…と…。悩む青野さん…。さり気なく、「どうしました?…何か、今日は、元気無いですね…?」と…尋ねた…。すると、青野さん…。「朝、靴が無くなってて、代わり新しい同じ靴が置いてあったて…余りに気持ち悪いし…。まして、女子更衣室に置いてあるのに…どうやって…?」と彼女が、不安と恐怖を顕にして話した…。


……これ……相当ヤバい……。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ