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プリン

仕事が終わって、アパートに帰り、プリンを作っていた。”プリンを加藤君も分も” と…雷斗さんからのメールで、お願いされた私。一体どうしたの?? と…雷斗さんが、電話をかけてきた。そこで事情を聞いた私…。雷斗さんのアパートに泊まった日…鶏団子鍋とプリンの話しをして、羨ましがられたと…。しかも、私がアパートに帰るのを見てしまった…。だから…めちゃくちゃヤバかったと(汗)…。はぁ…。で…でも…お付き合いしてるのなら…別に…。と…雷斗さん。


「…マジで…ヤバかった…真冬に…ホラー並に怖かった…。」


?ホラー?? 私は、よく分からず、雷斗さんに尋ねた。すると…


「あぁ…俺、ホラー映画好きなんだ。今度」


「ひ!!…やだ!!絶対ヤダ!!」


実は私…ホラー映画やお化け屋敷が大苦手…。特に…あの…テレビから女の人が、出てくる映画…。

と…雷斗さん…。電話口で…


「…意外だなぁ…。うみがね…。じゃ、うみの前では、観ないよ。」

「ら…雷斗さんの恐いものって…何ですか?」

と私は、尋ねた。すると…


「…加藤君…。」


「え??…。加藤君……?…」

「うん…。今日の加藤君は、マジヤバかった…。…。…はは…。…はぁ…」


な…なんか…怖いって言うより…苦手なだけでは?


「…あ、時間…。」

「時間…?」

「プリン作ってました。また後でかけます。」

「あ…いや…また明日で。プリン楽しみにしてます♪」

と言って、雷斗さんからの電話は、終わった。だけど…この時、まさか、加藤君に危険が迫っているとは、私も雷斗さんも知らなかった…。


《プリン》

次の日の朝、うみから、弁当とプリンを受け取る俺…。…。?…彼女の様子がオカシイ?…と…


「あの…もし、良かったら、コレも食べてください…。上手く出来てると…いいですが…(汗)」


何だ…? 弁当とは、別に、プリンと一緒に手渡された、包み…?…。…?…受けとり、昼に、開けてみる…。と…?…。え?…クッキー?!…。俺は、何故…?と思ったが、今は、加藤君にどうやって、プリンを渡そうか、悩んでいた…。と、言うのも…。PC科の今日のメンバーは、莅さんが休みで、後は、皆いる…。そこに、”新人”が入って来る…。…。まっ…何とかなるか…。朝の朝礼で、”新人”が挨拶に来ていた。中途採用で入った、村山 舞さん…。…この子…どっかで?と思っていると…


「…あ、加藤さん?…お久しぶりです…。村山です…。覚えてますか?」


そう話す、村山さん…。加藤君に仁科室長が、「知り合い?」 とたず…?!…加藤君の表情が、引きつって…?…それでも…


「あ、お…お久し…ぶりです…。ま…いや、村山さん…。」


知り合いなんかな?なんか…加藤君、珍しく、緊張してんな?…などと思った…。午前中の業務を終え、休憩へ…。と…”加藤君”と声をかけた。


「…コレ、う…青野さんからです。”助けて頂きありがとうございました”…と…(汗)」 プリンを手渡す俺…。と…


「めちゃくちゃ、嬉しい!ありがとうございます!青野さん♪」


…俺には?…まっ作ったのは、彼女だし…な…。と、皆が休憩をしに集まってきた…。加藤君と俺のプリンに、田山さんも仁科室長、村山さんも、興味津々で聞いてくる。…と…”私も食べたい…”と田山さん…。”俺も…”と、仁科室長…。村山さんは、まだ来たばかりだから、言えずに…でも、食べたそうにしていた(汗)…ヤバいと…思っていた時…あ……。あの包みを思い出した…。あのクッキーなら…と。アパートで、食べようと思ったクッキー…。弁当の入った袋から、クッキーの入った包みを取り出し、


「コレ、青野さんが、皆にと…(汗)…」


仁科室長たちに手渡した。仁科室長が、包みを開けて見る…と…そこには、焼き目が綺麗なクッキー…?…と、村山さん。


「…ラング・ド・シャ・クッキーですか?」



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