朝食バイキング
俺達は、2階で衣織達を待っていた。「”確かに豊川君の話した通り、距離だいぶあるな…。長距離だとは話していたが”…」…ピン!エレベーターが到着する音が聞こえた。エレベーターが開くと、中から、水色のワンピースを着た、衣織が出てきた。髪も可愛くセットしてもらっている。「”パパ!おはよう”!」俺に駆け寄って来る衣織。「”おはよう。衣織。よく眠た”?」と俺は、衣織に尋ねた。「”うん!!パパ、クラゲ水族館に行くんでしょ”?!」 「”そうだよ”。」 と答えると、嬉しそうに笑って、英達の元へと向かう。「”おはようございます”。」 と挨拶をする、まきさん。「”夜、もう一度、衣織ちゃんも、お風呂に入りました。その後、すぐにグッスリでしたよ”。」とまきさんは、俺に教えてくれた。”あ、そうか、昨日の夜、ラウンジに彼女とけいさん、居たな”。「”ありがとうございました…。あの…衣織は、その…寝相”…。」とまきさんはすぐに、「”寝相は、私の方が悪いですよ(笑)”」と冗談ぽく返した。”よく解ったな…さすが、まきさん”と思ってた。あれ?そう言えば、彼女とけいさんは?…”すみません、お待たせしました”…。次のエレベーターで来た彼女たち。「”すみません。さっきのエレベーターが、いっぱいだったので”…」 と彼女とけいさん…。俺は、彼女の服装を見てすぐに、”あの時の服装?!”とすぐに解った。けいさんは、俺に「”おはようございます。衣織ちゃん、グッスリでしたよ”。」とまきさんと同じように話した。”ありがとうございます”とけいさんにお礼を述べ、朝ごはんの会場に向かった。
《朝ご飯》
2階の会場にて、朝は、バイキングになっていている。入り口には、スタッフの方が2名で対応していた。”おはようございます。”307の青野”です。とスタッフに声をかけた。「”おはようございます。青野様…。7名様ですね?…お席にご案内致しますのでどうぞ”。」 スタッフの後をついて行く私たち。”こちらのお席になります”。広いテーブル席に、7名分のコの字にセットされたお箸とお手拭き。衣織ちゃんが1番下座に座り、右脇側に私、けいちゃん、まきちゃん。向かい側に1番奥に、英くん、豊川君が座る。河本主任は私の目の前…。”…衣織ちゃんいるからね……(汗)…それでも、このスタイルが?決まったのかな?「”おはようございます”。」と昨日の夜、お世話になった、笹野さんが来てくれた。「”朝食は、バイキングになっております。和食、洋食、中華とございますので、どうぞ…。…すみません、失礼いたします”。」…軽く頭を下げてから、笹野さんは、他のお客さんに、対応しに向かう。みんなで食事を、取りに席を立った。朝から贅沢♪




